- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
日経新聞やアナリストレポートを読まなくても
初心者が99%株で勝てる唯一の方法!
“アジア地区でもっとも出勤時間の遅いファンドマネジャー”と呼ばれ、株価のチェックは1日1回、銘柄のチェックは2週間に1回。しかし、運用成績は常にトップクラス……。そんな著者が使っていた「多段階配当モデル」の簡略化に日本で初めて成功。わずか11の計算を行うことで、未経験者でも20分で将来配当が大きく増える「お宝成長株」を発掘できる。
「米系ファンド会社でNo.1の成績を叩き出した伝説のファンドマネジャー」×「3000社の成長企業を分析してきたプロ経営者」による画期的1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moto
12
怪しいタイトル本シリーズ。怪しいタイトルの本にはいい加減な情報も多いが、この本はまっとうなことが書かれていて逆に驚いた。前半は、元ファンドマネージャーが使っている投資方法について、後半はプロ経営者による経営戦略について書かれています。特に前半部分は参考になりそうな情報が多く、投資費用も含めた利益率を見る場合は投下資本利益率(ROIC)を使うイメージがあったが、営業費用売上比率に注目するというのは新しい発見だった。直感的には使えそうな戦略に見えるが、バックテスト結果が示されていなかったのは残念。2019/12/31
ばしこ♪
4
勝てる株とは?配当維持、もしくは増配余力のある高配当株。だと、とらえることができるであろう。株の指標として、いろいろな数字がある。どれを重視し、投資していくか?ただ一つ、注文をつけるとすれば、配当性向が高すぎると減配の可能性も孕むことになるので、一つのリスクとして捉えなければならない。2020/09/06
pacino
1
タイトルは胡散臭いけど至極全うな投資本。結局ROEを維持すればEPSが成長する事になる。増えたEPSで配当性向が変わらないならば配当は毎年上がることになる。自己資本が増えすぎるとROEが下がるため配当性向を上げることになる。結果、成長企業は株価も配当も増えることになる。至極全う。ちなみに営業費用売上比率1.15倍以上ということは営利率13%といったところか。2022/06/09
zuisei
1
前半は指標を基にした銘柄選択の技法。利益率と配当性向を重視する。後半はビジネス書の要約。指標だけで99%勝てればいいが、問題はそうではないことだ。株価の運命は、その企業の未来の業績に相関する。日本のバフェット竹田さんは製菓会社の経営者でもあったが、その人がこう言っていた。社長である自分でも、自分の会社の未来の利益がどうなるかなんて分からない。まして人の会社なんて分かるわけがない。なるほど。大事なのはきちんと株主に報いてくれる会社に投資することだと。評価2。2020/09/26
わた
1
将来的に高配当が持続する会社の中で割安株を見つける手法を紹介した本。後半4分の1は別の著者による経営戦略の話。 高配当株にそんなに興味はないが、ファンドマネージャーらプロがどんな目線で株を見分けているか一端を知ることができたのでまぁまぁ良い学び。(山崎氏は他のマネージャーがやっていない独自の手法、と書いていたので一般的な選定方法ではないのかもしれない。)2020/08/29