レコーディング/ミキシングの全知識[改訂版]

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レコーディング/ミキシングの全知識[改訂版]

  • ISBN:9784845621880

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内容説明

プロならではのREC&MIXの奥義が、いま明かされる!

現役プロ・エンジニアが贈る、レコーディング&ミキシングに関する詳細な解説書。第1章では現場で使用する機材について紹介し、続く第2章でレコーディングのノウハウを、第3章でミキシングのノウハウを、具体例を交えて大公開! 分かりやすく、語りかけるような口調で明かされるテクニックや知識の数々は、レコーディング・エンジニア志望者のみならず、自宅録音系ミュージシャン、DTMerにもマストな、とても貴重なものとなっています。DAW全盛の今こそ押さえておきたい、“全知識”なのです。

*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。

目次

■第1章 機材編
≪マイクロフォン≫
◎ダイナミック・マイク
◎コンデンサー・マイク
◎リボン・マイク
◎マイクの機能
◎実際のマイクの選び方

≪コンソール≫
◎スタジオでのシステム
◎コンソールの入力部
◎コンソールの出力部
◎コンソールのその他の機能

≪アウトボード≫
◎マイク・プリアンプ
◎イコライザー
◎ダイナミクス系
◎リバーブ
◎ディレイ
◎マルチエフェクターを経てプラグイン・エフェクトへ
◎自作のススメ

≪レコーダー≫
◎アナログMTR
◎デジタルMTR
◎マスター・レコーダー

≪DAW(Digital Audio Workstation)≫
◎DAWは仮想スタジオ
◎コンピューターについて

≪モニター・スピーカー≫
◎モニター・スピーカーは音の出口
◎ラージ・スピーカーとスモール・スピーカー
◎スモール・スピーカーのセッティング
◎モニターのボリューム
◎自宅スタジオでのセッティング

■第2章 レコーディング編
≪プロ・スタジオの特徴≫
◎さまざまなプロ・スタジオ
◎プロ・スタジオと自宅スタジオの違い

≪レコーディングの心得≫
◎レコーディングにおいて考慮するべき点
◎音が焦点を結ぶ場所にマイクを置く
◎エンジニアにとっての感受性とは?

≪ドラムの収録≫
◎マイク1本でのドラムの収録
◎2~3本のマイクでのドラムの収録
◎マルチマイクでのドラムの収録

≪ベースの収録≫
◎ベース・アンプのマイクによる収録
◎エレキベースのライン録音
◎ライン+マイクでのエレキベースの収録
◎ウッドベースの収録
◎コンプレッサーやイコライザーのかけ録り

≪ギターの収録≫
◎エレキギターへのマイキング
◎例外だらけのインダストリアル系
◎アコースティック・ギターへのマイキング
◎アコギにおけるかけ録り

≪ピアノの収録≫
◎マイク1本でのピアノ収録
◎複数のマイクでのピアノ収録

≪ストリングスの収録≫
◎スタジオでのストリングス録り

≪ボーカルの収録≫
◎ボーカル録りの注意点
◎ボーカルに適したマイクとマイク・プリアンプ
◎コンプレッサーのかけ録りが必要な場合

≪ラインものの収録≫
◎楽器を知ることが重要
◎ケーブルで音が変わる?

≪モニタリングについて≫
◎2ミックスでのモニタリング
◎プレイヤー用のモニター・ミックスが必要な場合

■第3章 ミキシング編
≪ミキシング概論≫
◎ラフ・ミックスと完成ミックス
◎ミックスの視覚イメージ
◎ミキシングの基本はボリューム操作
◎レベルについて

≪覚えておきたいテクニック≫
◎賢いコンプレッサーの使い方
◎賢いイコライザーの使い方
◎バス・ドラムとベースのつながり
◎ボーカルとオケをなじませる
◎楽器の定位を決める
◎音が細いミックスからの脱却
◎2ミックスの音圧を出す

≪編集テクニック≫
◎演奏ミスやノイズの補正
◎OKテイクの作り方

≪ミキシングの流れ≫
◎まずはスピーカーのセッティングから
◎実作業の第一歩は診断
◎アウトボードを使ったトリートメント
◎プラグインを使ったミキシング
◎打ち込みのストリングス
◎ボーカルの処理~完成

≪ミキシングの終わりに≫
◎最も重要なマスターの作成

■コラム
◎リファレンス・ディスク
◎エンジニアになるには
◎マスタリングについて

■APPENDIX
◎必聴ディスク・ガイド
◎ミニ用語集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たけ

2
自分でイチから作品作りに関して持っておこうと購入。アナログ/ハードウェア時代の考え方を大事にしつつ、改版でDAW全盛の今の時代に合わせて書き直された印象を受けました。いずれも双方を否定せず、その中で本当に大事なものは何か?ということを教えてくれています。全部理解はできませんでしたが、自分の知識が増すたびにまた読み直したい。レコーディングとミキシングに境界はないという考えは本当にそうだと思いました。2017/05/01

ハンギ

1
初心者にはあまり親切ではない気もするけど、イメージは何となく掴めそう。楽器や歌手の声を録音するマイクにも種類があり(ダイナミックマイク、コンデンサーマイク、リボンマイク)、また置き方も色々あるそうで奥深い。ドラムの音を収録する時はドラムの中にマイクを突っ込むなんて方法もあるらしい。道具の種類、プロのスタジオの種類やマイクを一個だけ使う時、複数使う時の置き方をどうするか、ミキシングはどうするかなど。著者によれば自宅で収録する方法とプロのスタジオで収録する方法はそれぞれ利点があるそうだ。2014/06/04

zumisan

0
自分たちでレコーディングをするため、購入して拝読。一回目じゃ理解できないことがたくさん書かれている。なぜならレコもミックスもマスタリングも経験がものをいうからだろう。この本には、どうしたらその経験を積めるのかが丁寧に記載してある。よくDAW系の雑誌で「こういう音ならEQやらコンプの設定はこう!」って書いてあるけど、まずはこういう本を読んで原理やあり方、姿勢を理解した方が、最終的にはスキルも磨ける気がする。2013/03/26

判家 悠久

0
積む読にしてもう何年も。今だからこそ読み終え身にしみた本です。まずDAWは最後の方だから、そこから読もうは止めておきましょう、読むなら一字逃さず最初からです。それがあって箱鳴りの原則や位相のずれやレイテンシーの知識を備え、DAWに生かしては、2ランクアップ出来ると思います。次回作があるのならば、DAW時代の定位のマスキングやバウンスの音質変化もお聞きしたい限りです。2021/05/02

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