内容説明
ピリーを探すため、危険な〈白銀の地〉へ旅したアイラ。そこには、何者かに“囚われ”の術をかけられたオオカミの王がいた。ピリーがかかわっているのではないかと探索を続けるアイラは、やがて、ある残酷な事実を突きつけられる。この地にはすでに、メイジの企みを阻止するため、ある一頭のキツネが乗りこんできていた。そのキツネからアイラは、メイジがピリーの強い力を利用していることを告げられる。メイジの狙いは、怪物〈ホワイトフォックス〉を地上に解き放つことだった。ピリーを取りもどし、メイジを食い止めるため、アイラと〈長老〉たちの最後の戦いがはじまった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hinata
1
最終巻です。どちらかというと子供向けに書かれた本ですが、ハラハラドキドキ感満載で、面白かったです。アイラの成長と裏切られたと思ったシフリンとの仲もよくなったし、ただハイキとか囚われのキツネたちはかわいそうだけれど終わり方としては結果オーライ的。これからアイラは漆黒のキツネとしての役目もきっちり果たしていくと思います。2021/01/09
道錬
0
意外としっかり完結しているのがまず驚いた所。魔法が使える点も動物ごとの特徴をよくとらえているのが素敵。2018/11/12
