内容説明
波乱の夏休みもあと僅か。 “夏のフラグ”回収のため、 夏祭りに海にとやはり狂瀾怒濤な毎日をおくる明日夏 と善人だが、それは迫り来 る惨劇(親子喧嘩)のほんの序章に過ぎなかった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
明日夏と過ごす初めての夏休みが終わり二学期が始まりを告げる中、ついにあの2人が姿を現わすシリーズ第3弾。過去と現在が交わる事で、ようやく乃木坂明日夏というシリーズが独り立ちをしたように思う。何時迄も懐かしいだけだとただの二番煎じにしかならないが、本当の意味でここから明日夏と澤村の物語が始まったのだろう。あの頃子供だった春香たちが立派な大人になって、子供たちのことを暖かく見守る。過去の出来事に想いを馳せながら、今新たに始まった彼等だけの青春を共に見守りたい。これからどんな秘密を作っていくのだろう。2019/01/15
ナギ
29
夏祭りの思い出作りと合唱コンクールと、家出。なかなか懐かしい人達も出てきたり。このシリーズが前回の踏襲ではない部分も出てきてどういった結末に向かうのかは楽しみです。2021/12/10
むっきゅー
27
一言で言えば「癒し」。このストレスフリーな作品は、リアルで疲れた心を癒す清涼剤ですね。さて今巻は、夏休みの定番イベ、クラスの合唱会、そして箱根駆け落ち旅行。そこでなんと、乃木坂春香や裕人さんなど前作のメンバーも登場。両親に認められるというお話でした。ところで、どーしても腑に落ちないのが、アキバ系になるために大変な努力をする明日夏。ピンとこないというか、努力してもやめられないボクからみたら、なんのこっちゃ??2019/01/17
まるぼろ
25
さて今巻は前巻でもちょい役で登場していた春香と共に裕人が登場。その裕人とある事で喧嘩して家出した明日夏と同行していた善人を追って…って何処かで聞いた話ですね…、なそんな巻です…w ピアノの演奏の本番での明日夏の緊張や前述した父親との喧嘩からの家出など、明らかに母親である春香と同じ道を辿っているにも関わらず、その内容や家出の発端となった裕人との喧嘩などが春香ではなく明日夏らしい理由となっていて、その解決も含めて良かったと思いました。明日夏の善人への意識の仕方等も春香より美夏らしくて→2019/01/19
中性色
21
SR限定ガチャ。そんなわけで第3巻。基本的にそのままでも楽しめるけど、前を知ってるとより楽しめるように造られている。今回はキャラクターの変移と邂逅がメインなので話的にはあまり進んではいないけど。しかし、乃木坂家当主はああなる運命なのか。それとこの母娘はクローンか何かなんだろうか2019/01/18