中公文庫<br> 江戸の雷神

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中公文庫
江戸の雷神

  • 著者名:鈴木英治【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 中央公論新社(2018/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122066588

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内容説明

火付盗賊改役の伊香雷蔵は、常に捕物の先頭に立ち、町人に人気がある。その勇猛さで「江戸の雷神」と呼ばれる一方、斬り捨て御免の火盗改ながら、できるだけ賊を生け捕るのが信条という快男児だ。府内を騒がす辻斬り、押し込みに加え、その鮮やかな手並みで「匠小僧」と呼ばれる盗賊を追う雷蔵だったが――。痛快時代小説シリーズ、開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

76
江戸の雷神 1巻。ある事件のしくじりから、罷免され逼塞が決まり無役になった火付盗賊改役頭伊香雷蔵、兄は雷蔵の前で自害、安斎六右衛門、盗賊匠小僧が今後どの様に絡んでくるのかふたたび「雷神」の冠を取り戻せるのか次巻を期待。 2019/11/02

えみ

20
久しぶりに剣客もの読んだ。やっぱり剣劇は面白い。死ぬか生きるかの真剣勝負はワクワクする。ただシリーズ始め、開幕の第1巻だった為、今回は登場人物の紹介と事件の概要が内容の多くを占めてた。主人公の伊香雷蔵は火付盗賊改役の任に就いていた。彼は「江戸の雷神」と呼ばれ町人に慕われていたが、あるきっかけでお役目のピンチを迎える。辻斬り、押し込み、盗賊…任務立て込みすぎだろ。と思わず突っ込みたくなる。訳有りの御仁に目をかけ味方にしようとする雷蔵、今後益々江戸の雷神として活躍していきそうな予感。続編待ち決定‼2019/03/02

サケ太

16
火付盗賊改役、伊香雷蔵はなかなかの好漢。生きる意味を喪いながらも亡き妻の声を支えにする安斎六右衛門や顔や姿さえ見たもののいない匠小僧などの各人物が魅力的。平行して起こる事件とそれぞれが交差し進んで行く。どこへ行くかと気になり、ぐいぐいと引き込まれる。数々の伏線を残したまま終わっているので次巻の発売が待ち遠しい。2018/11/27

ひさか

9
2018年11月中公文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。鈴木さんお得意の江戸人情捕物チャンバラもの。出会った三人の男達が、興味深く面白い。次回が楽しみ。2019/02/01

jima

7
「江戸の雷神」と呼ばれる火付盗賊改役の伊香雷蔵。シリーズ第一作。2023/03/27

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