- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
哲学×ラブコメ=思わずうなずくコミック!
第5回京都本大賞受賞の同名小説がコミックに!京都在住の女子高生の前に現れた爽やかニーチェが優しく人生指南。哲学アレルギーもこれを読めば完全克服!他の哲学者も降臨してラブコメ哲学漫画が繰り広げられます!今巻には新たな哲学者が次々と降臨!さらに哲学を知る機会に恵まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
25
「すべての事から逃げてるんだ。誰にも、なんにも、伝えた事がない」。センシティブなキルケゴール、寡黙なイケおじのショーペンハウアー、軽妙酒脱なサルトル、チャラいワーグナー、続々とアリサの前に現れる美男哲学者達がアリサの心を惑わし、悩ませ、やがて前へと進ませる。自由と引き換えの「選ばなかった可能性」、「いつでも自分自身の主人であれ」が招く責任、苦悩と退屈をループする生、そして「実存は本質に先立つ」。哲学者達の軒並みイケメン化でだいぶショーアップされているけど、歯応えと難易度は急上昇な印象(以下コメ欄に余談)。2019/01/20
シナモン
18
購入本。今回も胸にぐっとくる言葉がたくさんでした。「富は海水に似ている。飲めば飲むほど喉が乾くのだ」足るを知るってやはり大事だな。「人生は苦悩と退屈の繰り返し。そんな時、ふと見る月に心癒される。月は決して手に入らないものだから」他人の目に映る自分の幸せでなく主観的に自分自身が幸せと思えるよう感性を磨いておくことが大事だなと思った。京都の街も所々出て来て楽しく勉強できる一冊でした。下巻まで読めば私も超人に近づけるかな!?2019/04/09
緋莢
15
「可能性は僕たちに夢を見せる分、不安にもさせます。不安に左右されて自分を騙してはいけません」上巻の終盤からは、キルケゴールが登場。ニーチェ曰く「お前を超人にするため 数人の哲学者が現世に派遣されている こういうことはよくあるのだ」。さらにこの巻からはショーペンハウアー、サルトルが登場。ザロメ、ワーグナーら、哲学者以外の人も出てきます。人間には客観的な半分と主観的な半分がある、(続く2023/12/12
どんぐり@京都の何処かで
3
小説版積本化でのコミック版購入。だが京都である必要はあったのか。哲学の道があるだけで・・素敵な場所だけどね。2019/01/22
ちゃーりー
1
ショーペンハウアー登場。なかなか難解ですな。東京の中野区には、哲学堂公園というのがあります。下巻で井上円了は登場しないのでしょうか。2019/02/28