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内容説明
たとえば、仕事の相手が言っていることが納得できないとき。「それは違うと思います」などと言えば角が立つ。でも、相手に合わせてしまうのも考えもの。こういうときに、「なるほど。そのあたりは見方が分かれるところですね」と言うことができれば、相手との関係を損なわずに、自分の意見を主張することができる。一方、文章を書くときに身につけておきたいルールの一つに、「一文一義の鉄則」がある。「一つの文章の中に、載せる情報は一つだけ」というものだ。一つの文章に情報を二つ以上載せると、わかりづらい文章になってしまうのである。このような、大人なら知っておきたい「物の言い方」と、社会人に求められる文章力の基本が、一冊でばっちり身につくのが本書である。在京ラジオ局のプロデューサーであり、現在京都大学大学院にも在学中である著者は、「話せて書ければ一生安泰」と言い切る。「近い将来、どんなに労働環境が変わっても、ものの言い方、文章の書き方がしっかりできている人は生き残っていきます」。本書を読めば、一生を支える確かな武器が手に入る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
7
ものの言い方や言葉の選び方が具体例を挙げて詳しく書かれてる。一読しただけでは使いこなすことはできないだと思うが、実践することで変化はみられそう。 2024/08/16
yurari
6
稚拙な個性より上手な模倣。ついオリジナリティを入れたくなってしまうが、模倣して型をつかむところから。何事もやはり基本だなぁ。2019/05/06
ガラスのバラ
4
普段使っている言い方が、より大人な言い方があるもんだと気づかされる。確かにひとことだけど付け加えたり、言い方を変えることで、受けとる相手も気持ちよくなること間違いない。洗練されたと大人になる。これらの言葉が自然に出てくるように、普段使いしないとだめだな。2019/07/21
ハナさん*
3
2019年1月9日第1版第1刷。ネットで見かけて友人に薦めた本だが、市図で見かけたので自分でも読んでみた。文章の書き方はともかく、いわゆるソーシャルスキルは低いので。「言い方」の方は、ほぼ全ての例がビジネスシーンのものだったので、役に立たず(自分の現在の仕事では、そうしたシーンはない。今後の研究者生活においては、必要になるかもしれないが)。文章の書き方については。友人にとっては、ちょっとレベルが高すぎたか?それでも「主語と述語は近くに置く」と「一文一義の鉄則」。これを守るだけでも、かなりマシになると思う。2024/06/23
suchmo
3
読みました 言葉の選び方は気を付けよう2022/08/06