内容説明
江戸の由緒ある古寺が大規模改修されることになった。普請の目玉は五重塔で、塔の建造案を広く公募するという。「算術の腕を生かせる」との周囲の勧めもあり、柏木新助もさっそく建築案を考え始める。そんな折、新助の故郷・槇岡藩にいる父から、藩で一大事が起こったという報せが届く。その騒動にからみ、まだ見ぬ新助の実母の存在も明らかになり、新助は五重塔の件を放り出して、槇岡に急ぐ。大好評シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
15
新助が実母に会ったりいろいろと展開は激しいが、今回の算法は魔法陣なのがうれしかった。2018/09/22
ふぅ
4
第三弾、今回は魔方陣(知らなかった)。巻末にある問題と解説を読むのが楽しい。新助の父の昔が解り納得した部分もあり。まだ続くのね。悪党はしぶといなあ(二巻じゃなくてこちらの方だった)。2019/09/21
豆狸
2
これはあかんわ。2019/05/01
