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内容説明
ブロスコミックアワード“大賞”作品
猫のお寺を継ぐことを決めた知恩さん。
こんどは源の誕生日!
みんなのプレゼントは――?
志望する東京のつらねの大学をみんなで見学。
すこしずつ見えてくるそれぞれの未来。
昼間が、ついに勇気をだして……!
そして源もまた前へ進む時がきた――
猫いっぱいのお寺で暮らした恋と青春、ついに大団円。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
99
完結してしまった。落ち着くところに落ち着いて良かったです。セリフだけではなくて、登場人物の表情や、情景など、ある種の空気感で読ませる作品だったと思う。この空気感に浸れて幸せでした。人は出会い、いつか別れていく。それぞれの未来に向かい旅立つ。登場人物それぞれに好感が持てて、清々しい最終巻でした。源は自分の居場所と本当の幸せを見付けられて良かった。昼間の健気さや、精一杯の強さも心に響いた。後はお寺の幸せを祈ります。猫のまゆげも可愛かった。これからオジロマコトさんの他の作品も読んでみようかな。満足の作品でした。2018/12/30
くりり
49
最終巻、知恩さんとの関係がまだ微妙だげど、ゆっくりした時間が流れていていく...2019/03/17
wata
41
いつも変わらない場所。安心できてホッとできる場所。そこに知恩さんと源さんと猫がいればほんわかな空間がいつまでも流れそう♪素敵な日常で羨ましいなぁ(*^^*)2019/03/07
かんけー
41
年初の感想は知恩さんから♪以前から源と知恩さんの微妙な距離感が気になってたが?クラスメイト達は何やら(^_^;)源の誕生日祝いを不器用にww良い関係だよね~♪東京の大学に進学希望の昼間嬢、上京してちょっとお登りさん?二人で東京見物♪昼間嬢源に抱き付き告白する!「好きだった」と。源が知恩さんに惹かれているのは判ってたのだろう(^.^)話しは知恩さんがお寺を継ぐ次のステージへ。源は頭を丸めて、自分もお寺を継ぐと言い出す(^_^;)詰まり?知恩さんにプロポーズしてる訳ね(笑)猫のまめの病気?を介して、知恩→2019/01/01
にゃむこ@読メ13年生
25
完結巻。お寺を継ぐことを表明した知恩さん。同時に源も寺を継ぐ決意の丸坊主。あれだけ嫌がっていたヘアスタイルになっても構わないほど、知恩さんのいるお寺は源にはヒュッゲなのだろう。一方、知恩さんはやんわり断ろうとしたが結局、自分の素直な気持ちに「負け」て源の想いを受け止める。納まるところに納まった感じかな。しかしお寺時間がゆっくり流れているのはいいね〜。読者みんなの『帰る場所』でいてくれる感じだ。ほんわか、ほのぼの、ふわふわ、そんな柔らかいイメージのお話でした。2022/05/14