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内容説明
伝説の漫画家・岡田史子が亡くなって12年。十三回忌の節目に増補新装復刊!
▼商品内容
◇2004年に刊行された『岡田史子作品集』全2巻を底本に、新たに4作品を収録した増補新装版・全2巻で復刊!
◇飛鳥新社版で監修を担当した青島広志氏に改めて監修を依頼し、充実した編纂。
◇『episode 1 ガラス玉』には、16本の短編を収録。
◇新規収録タイトル:「みず色の人形」、「愛しすぎた男」
◇岡田史子の「自分史を語る」&インタビュー、青島広志氏監修「作品解説」も再録。
▼著者紹介
岡田史子(おかだ ふみこ)
漫画家。1949年、北海道出身。1967年に手塚治虫主宰の月刊漫画雑誌「COM」で商業誌デビュー。
翌68年、「ガラス玉」で、『COM』新人賞を受賞。以後、同誌を中心に、作品の発表をつづける。72年頃、静内に戻り、一時、漫画とは無縁の生活を送っていた。78年、『少女コミック増刊』に「ダンス・パーティ」を発表し、漫画雑誌に再帰。90年に発表した「エリム」以来、執筆活動を断念し、再び筆を取ることはなかった。
2005年永眠。
萩尾望都、手塚治虫、吉本隆明、四方田犬彦など、漫画家、評論家からも熱く支持されていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
17
予告も知らなかったので本屋で見て思わず飛び上がってしまいました。あの岡田史子さん、残念ながらもうこの世の人では無いのは知ってましたが、、ううー涙。復刊ドットコムさんありがとう!60年代末にCOMからデビューした伝説の漫画家の増補決定版です。今回初めて掲載の漫画とラフスケッチや手慰みの詩なども蔵出しで日の目を見ました。ムンク、クリムト、ルノワール、フェルメール等を思い起こさせる一作事に絵柄を変える革新性。しかし100%は理解されるのを拒む青さと思春期の不安。つげ義春は外に向かうが彼女は中に向かったのだ。2018/01/13
葛井 基
1
マンガというにはあまりに詩的。退屈の意味、2018/01/04