内容説明
名人四連覇など囲碁界の頂点を極めた依田紀基。頂点を極める才能を開花させた環境とは? そして私生活でも極めた贅沢。やがて頂点から遠ざかり、家庭も崩壊していく破天荒な人生を、著者自らが書き記す。
※本書は2017年11月10日に配信を開始した単行本「どん底名人」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
26
放蕩自慢本かと思って読んだら。借金のために妻子と別居し、子供とも面会も許されないという。最後は悲惨な境遇になって驚いた。自虐暴露本としても暗すぎる。2019/03/22
チェアー
12
「どん底」と「名人」を組み合わせたネーミングの勝利。しかし内容はいまひとつ。なぜどん底なのか、書けないことが多過ぎて、フラストレーションがたまる。どん底感が弱く、自慢話集とも読める。前向きな精神論があったかと思うと、反省があったりして、話がまとまらない。これを3人の息子への遺言にされても、息子たちは困らないか。2018/02/17
tom
10
碁打ちの依田紀基が書いた本。彼は、去年か一昨年のNHK杯の解説に登場。対戦者の打った手を見て「僕は名人位を取ったことがあるのだ。」と突然おっしゃる。テレビでこんなこと言うのか、依田さん、ちょっとおかしくなったかと心配する。彼は、「昔なら、こんな場面は、一目で次の一手が分かった。でも、今は・・」と続ける。ああ、依田さん、歳喰ってしまって、昔のような脊髄反射がなくなり、そういう自分に怒り、悲しんでいるのだと思った次第。そんな依田さんが自分史を語った本。彼が棋戦優勝したら、どんなに嬉しいことか。期待してます。 2018/01/29
しんたろう
10
囲碁棋士、依田紀基が赤裸々に語る半生(反省)記。 幼少期から修行時代を経て日本囲碁界の頂点を極める迄のサクセスストーリーとして気持ち良く読み進めていたが、それはほんの序章に過ぎなかった。 その後、後先など考えず本能の赴くまま生きたい様に生きている。 「スポーツ選手が苦労の末に成功し、真紅のフェラーリを乗り回す」などと言う小市民的な散財とは無縁の世界だ。 この人物の場合は‥‥ 2017/11/25
ともゆき
9
びっくりしながら読みました。ここまで書いていただけているとは・・・。すごい棋士だ。面白かった。2018/01/07
-
- 電子書籍
- AIRLINE (エアライン) 202…
-
- 電子書籍
- 2040 教育のミライ
-
- 電子書籍
- オープンマリッジ 分冊版(1)
-
- 電子書籍
- 野望の埋火(上) - 居眠り同心 影御…
-
- 文具・雑貨・特選品
- 図録 -第1集-