内容説明
「NHK障害福祉賞」最優秀を受賞した著者。周りとちょっと違う様子に“ヘンな子”と言われ、違和感を抱いたまま進学・就職し挫折を味わう。大人になってから自らの発達障害に気づき、向き合い、折り合いをつけていく過程を描く。玉井邦夫先生の解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えがお
5
良本!健常者の人は必読、発達障害の人はどんな感覚で生きていて、なぜ「ヘン子」になってしまうのか、当事者が語ってて分かりやすい!当事者はその世界の中で生きていて健常者の感覚を持たないから、自分がなぜ変なのか、出来ないのか分からない。お子さんの発達障害発覚がご自身の障害への気づきに繋がっているとのことだったけど、この著者が自分の感覚が他の人と違うと理解できるようになったのか、その過程にすごく興味を持った。私自身ADHDがあって、特に子供の頃すごく生きづらかったので共感できるところ多!多くの人にぜひ読んでほしい2019/04/02
テリトリーM
3
普通を求められ、できないことを責められ、苦しい日々を送ってきたヘン子さんが、今の幸せに辿り着くまでのお話。ご主人と出会うことで、子育てをすることで、大変ではあったけど、自分の居場所、ペースを見つけられた。凸凹ではあるけれど、いい家族だ。2019/10/11
びーる
1
娘と私の関係が描かれている気がした。私の娘は診断は受けていないけれど、この本を読んで、娘のできなさへの理解が深まった一方で、諦めや絶望も感じた。自分の「普通」と娘のそれとが噛み合わない不幸。読んでて苦しかった。2018/12/15
ツユクサ
0
NHKハートネットTV(2016年12月放送)にご主人と二人で出演され、日常の様子が紹介されました。その後本を購入。やっぱり似ている所が沢山あり 、癒され支えになりました。7年後わたしも発達障害と診断を受け、カウンセラーさんに繋がりました。やっとわかってもらえた、話が通じた、ほっとしました。ずっとそばにいてもらう、友達のようなお守りのような一冊です。
ゆうわか
0
人と違っていても、迷惑をかけていないなら、気にしない。なるべく落ち着いた環境で過ごす。自分以上の自分にならなくていい。2018/09/10
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