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内容説明
ロジカルモンスター白鳥圭輔が日本の医療の闇を斬る! 日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位。98%は、体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断が下されている。死亡診断が軽視される社会では、明らかな犯罪行為や児童虐待すら発見できず、治療効果判定も行われない無監査医療がはびこる。社会に様々な不利益をもたらす「死因不明社会」に立ち向かうにはAiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。
目次
そして誰も「解剖」されなくなった
現代日本の解剖事情
死体のゆくえ
解剖崩壊
医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
Aiは医療事故問題解決の処方箋となりうるのか?
Aiの病院死症例における威力
「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai」
犯罪監視システムとしてのAi
死をめぐる医療と司法の相克
Aiの医学的考察
「死因不明社会」の処方箋と明るい未来