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内容説明
『先生の白い嘘』『おんなのいえ』『地獄のガールフレンド』などの作品で現代日本の女性たちの生々しい感情を描いてきた人気マンガ家が、近未来ディストピア設定の世界観に生きる女性たちを描く意欲作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
「生殖行為とは本来男が支配的になるものだ…時に暴力的にすらなる それを案じて我々はこれまで細心の注意を以て生殖を管理してきた」面白いのは、男により女が心を支配される状態を「恋」と呼んでいる点だ。本作は、意図的に男性が少なくなった世界を用意することで、女性性を見つめ直そうとしているが、鳥飼茜の目的は、そこからさらに一歩踏み込んでいる。「誰かの今日が終わるのを見て こうして今日を感じられるのは誰でもない自分だってことは確かだ」物語は性差を超えて、自分とは何か、生きるとは何か、その意味を問う。2018/12/17
おーすが
10
女性を描き続ける鳥飼茜が、男性を減らして何をするのか見たかったが、あまり設定が際立たなかったかなあ。この社会システムがうまくいっている感じがしない。2021/01/19
ノビコ
5
女が生を支配する世界、これが理想と考える人もたくさん居るでしょうね。でもやっぱり私は男が居た方がいいなぁ。この世界に居てもいい理由なんて考えたこともないや。深いなーこの漫画。全編を通して佐奈田がイカしてる。果たして彼女達にアレを見る日が来るのか…。2019/03/20
A
1
男が産まれにくくなっていた、男が支配していた世界を女の支配下にしたってことか。 結局あの世界は終わっていくのか?2019/09/06