内容説明
二年後の結婚を前提に清いお付き合いをしていた功成とつぶらの前に、ちょろギャル先輩・稀や、ちょろ幼なじみ・梅香が現れたことで、功成とつぶらの我慢していた想いが爆発した。そうして自分たちの気持ちに対してより素直になった功成とつぶらは、誰にも邪魔されないために、そしてお互いの愛を確かなものにするために、正式な婚約をしようとお互いの家族へ挨拶をすることにする。両家の挨拶は順調に進んでいたかと思われたが――「ゆっこは……反対」なんと思わぬところから大反対が！
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
22
つぶらと正式に婚約するために両家顔合わせをしたら、まさかの妹さらの反対にあったという話。ブラコン妹のゆっこが、気持ちに折り合いをつける心理描写が丁寧でした。あと中二女子二人のプロポーション良すぎ。つぶらがHカップで、ゆっこはさらにその上を行くとは、何事？さて今巻、ひょっとして最終巻なのか綺麗に終わってました。あとがき読んでも、続きが出るのか出ないのか良くわからん。2019/01/28
まりも
22
正式な婚約のために両家に挨拶をするつぶらと功成。順調にいくと思われた婚約にまさかの人物が反対派に回るシリーズ第三弾。功成の妹であり、つぶらの親友でもある悠伊。今回はそんな彼女の胸に秘めた想いが明らかになる。悠伊の想いと真剣に向き合い、ちゃんと答えを出していく。そうやって幸せな未来への切符を手に入れた2人ならきっとこの先も大丈夫だろう。2人が思い合うだけでは幸せになれない。大事な人達から心の底から祝福されて初めて本当の幸せになるんだ。そんな事を教えてくれた功成とつぶらには末永くちょろ可愛くいて欲しい。2018/11/30
MERLI
18
周囲の人間から認められるためにも「婚約」という意思表示をすることに。しかし応援してくれていたと思っていた実の妹から反対意見が、つぶらと功成は焦ります。事情を掘り下げていったら、妹も兄である功成を1人の女の子として愛していて、結婚出来るつぶらに嫉妬していたみたい。嫉妬や劣情を乗り越えて婚約・愛といったものを示すことが出来るのか－。こんなところかな。ちょろいと言いながらも彼らなりの愛を訴えている、真面目というか良く出来た作品だなぁと思いました。あとがきを見るとこれが最終巻のようですね。面白かったです。2019/04/10
真白優樹
11
正式な婚約をする為、功成とつぶらが両家に挨拶をする中、悠伊が反対派に回る今巻。―――過ちだとしても譲れぬ愛に想いは届くか。 功成の妹であり一番近くにいた妹、悠伊。彼女が今までひた隠しにしていた想いに立ち向かう今巻。 過ちだとしても譲れぬ。そして、幸せとは、周りの人も巻き込んでなるもの。好きという想いに向き合い、答えを一緒に見つけ出し。そして二人、確かな未来の約束を交わして。切なさ、辛さがあるから甘さが際立つ巻であり、彼等に幸あれと願いたくなる巻である。 出来ればもう少し、結婚式まで読みたいものである。2018/11/28
Merino
9
主人公と年下彼女との婚約に反対する、主人公の妹(お兄ちゃん大好きっ子)をどう納得させるかが今回のミッション。やんわりとした落し所だったけど、もう少しスパイスを効かせてくれても良かったかなと思う。次回作に期待します(たしか『美◯女文庫』でしたよね？)2019/02/21
