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内容説明
仏像の虐殺に抗うたった一つの手段とは！？
絶体絶命の大和達を救ったのは、白衣を着た謎の男・冬川次郎。
「俺は未来から戻って来た男だ」
そう自称する次郎は、変形自在の球体を操る未知の能力「オド・ジーニアス」で仏像と渡り合う。
大切な人を殺した仏像への復讐心にかられ、大和はその能力の獲得を望むが…！？
試される覚悟、物語が本当に動き出す第2巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともかず
30
謎の球体を動かす超能力を得た一同。てっきり敵の種類は毎回変わるのかなと思っていたが、ほとんどが仏像モデルの敵のよう。敵の襲来を予言している本？のようなものがあるらしいが、きっとゆくゆく過去に戻った登場キャラの誰かが執筆したんだろうな気がする。2020/07/23
トラシショウ。
25
「そう、この物語の結末は、この地下鉄で主人公以外命を落とすバッドエンド。全員、死ぬわ」。積読消化。「オド・ジーニアス」。無数の仏像達の襲撃による絶体絶命の窮地を、白衣の男・冬川がその名で呼び行使する奇怪な球体が撃破する。大和と同じく未来、それも一年後の未来から帰って来たという彼の言葉を頼りに、冬川と同じ戦う為の力を得た者達と合流した大和達はみちるを殺した宿敵・愛染明王が潜む池袋へと進むが･･･。幾つかの絶望的状況への解決の可能性は開示されたものの、未だ多くの謎を孕むままの苦しい展開(以下コメ欄に余談)。2019/02/01
レリナ
16
凶悪な仏像に対抗するチカラ、オド・ジーニアス。大和たちは力を使いこなし、絶望の未来を変えることができるのか。一巻より面白くなっている。オド・ジーニアスを持ってしても、仏像の絶望感は変わりない。愛染明王の絶望感は半端ないね。Sランクの仏像はこれ以上の強さなのか。どうこの窮地を大和は脱するのか、気になる。次巻に期待。2018/11/17
MERLI
9
謎の力を操る男と邂逅、自身も未来からタイムリープした、謎の力は「オド・ジーニアス」という名前…。しかしかの力を以てしても仏像達には敵わず、このまま辿れば2年後には人類が滅亡すると断言。絶望しかない未来を変えるには、まだ過去に戻っていない大和の存在が第一。オド・ジーニアスを授け、仏像共のアジトである地下鉄へ潜り込む─。仏像たちが人間を殺す際、ただ殺すだけではなくいたぶって、潰して、もはやなんなのか分からないモノにして殺すんです。よほど人間を恨んでいると見えるな…。2019/12/05
ニコニコ
8
これからどうなるのか。ちゃんとかわいい絵なのに絶望を加えるところがすごい。2018/12/27
