10年で激変する!「公務員の未来」予想図

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10年で激変する!「公務員の未来」予想図

  • 著者名:小紫雅史
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 学陽書房(2018/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784313150935

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内容説明

公務員の副業解禁、従来の公務員試験廃止、基礎自治体では応募者数日本一といったニュースで話題の生駒市。その仕掛け人であり、自治体のトップランナーとして先端をひた走る生駒市長が、最新の自治体政策をふまえつつ「公務員の未来」を大胆予測する!

目次

1 公務員の仕事の常識が変わる!
 ・人工知能・ロボットの進化により、公務員の仕事が消滅する!
 ・少子高齢化・人口減少の中、公務員数は一気に減少する!
 ・身分保障の砦である終身雇用や年功序列はまもなく崩壊する?!
 ・庁舎がなくなる! 公用車もなくなる!   ほか

2 公務員試験はなくなり、公務員の副業が当たり前になる
 ・公務員試験はなくなり、「公務員志望」「民間志望」は死語になる!
 ・リボルビングドアでの採用が増え、公務員の転職が当たり前になる!
 ・自治体が公務員の副業を推進する!   ほか

3 自治体は経営だ! 稼ぐ自治体が台頭する
 ・コストカットだけではない「真の行政改革」が始まる!
 ・一石四鳥の取り組みとして空き家対策が進化する!
 ・自治体が電力会社や民間サービス事業を立ち上げる!
                           ほか

4 すべての自治体に国際化対応が求められる!
 ・新興国のインパクトはますます大きくなる!
 ・世界を相手に物を売る!
 ・語学力、プレゼンテーションよりも大切なもの!

5 新しい時代の公務員として生き残るために
 ・ゼロから1を生みだす「始動力」を発揮しよう!
 ・常識にとらわれず、タブーに挑戦する「突破力」を身につけよう!
 ・生産性を上げるところからすべてはスタートする
 ・公務員をやめても食べていける専門性を身につける
                              ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルーチェ

11
これから自治体が目指すべき姿を学べました。特に、自治体3.0の考え方、自治体が稼ぐために古民家のリノベーションや市民からの寄付の効果、ワークショップの本質的な意味は重要と感じました。例えば、稼ぐ基盤は固定や住民税。それを新しい動きとどう絡めるのかも斬新✨「住民はお客様であるが、一緒に汗を流してもらう」という考え方を普及させるには、まず自治体しか出来ない事を高いレベルで当たり前にこなせるようにして、その上で、庁内・庁外ワークショップで意識の変化・人財の発掘を行う事が必要になりそう。2019/02/09

まゆまゆ

10
財政悪化やIT・AI化によって、公務員の身分保障、年功序列は崩れていく。すべてを行政で賄うのはもはや幻想であり、職員だけでなく市民にも協力を求めて、一緒に汗をかきながらやっていく「協創」がこれからのキーワードになる。やらない理由を必死で探すエネルギーをできる方法探しに使え、とは自治体に限らず使えるワードだなぁ。2019/03/05

どんたこす

5
安定が魅力の公務員であるが、危機意識を持てというお話。上から言われるまま仕事をこなせばよかった時代から現在は、お客様は神様の時代となり、そしてこれからは地域の住民も交えて問題解決に取り組む姿勢が必要であると説かれている。定型業務以外に地域に飛び出して稼ぐことができない公務員は今後生き残ることができないだけでなく、稼げない自治体は消滅するしかないと述べられている。自分たちの街が今後どういった風に運営されていくのだろうか気になるテーマではあった。2019/08/11

しめ

4
市役所職員目線の本。10年後にそうなればいいなとは思うけど、紙媒体の書類は消えないし(少しは減るだろうけど)、業務は減るどころか増える。年功序列だって堂々と生きているようにしか思わない。AIや働き方改革によって生産性のない職員は淘汰されても仕方ないと基本的には思っているが、たくさんの障壁・岩盤は依然として残りそう。著者の生駒市長のように「元気」な首長のもとであれば、少しずつでも改革は進めていけると願いたい。2019/04/06

ちょのさん。

4
公務員に限らず組織に属する人間が、名刺を捨てた時の人間力を高める努力を怠ってはいけないということには同意します。また、国内外の自治体の先進的な取り組みは参考になりました。2019/02/11

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