内容説明
幼い頃から謎解きを得意とする三治郎(後の伊能忠敬)は、酒造家の伊能家に婿養子に入った。着実に家業を伸ばし続ける一方で、伊能家に伝わる測量術を元に、全国の測量に旅立った。しかし、その最中、さまざまな事件に巻き込まれ……。書き下ろし新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
87
時代小説でこの作家さんは初めてなのですが、伊能忠敬にひかれて読んでみました。彼の若い頃を中心に話が進んでいきます。有名になってからの話は幾度も本で読んでいるのでわかるのですが、彼の若い頃は知りませんでした。天文学に興味を持たせてくれた人物との出会いもあります。どこまで楽しませてくれるのか今後に期待します。2018/12/20
真理そら
17
伊能忠敬という有名人が主役だが、この巻だけではどういう方向に進むのかまだ判断しにくい(起きた問題の決着はついたが)。二か月連続刊行らしいので次巻を楽しみにしている。2018/10/06
Makoto Yamamoto
5
伊能忠敬を題材にしたシリーズものらしく、続編が期待できる。 ストーリーがどこまで真実かはともかく、三治郎のころの天文と暦学を学ぶ高木進次郎の出会いがあり、楽しめた。 次回以降も楽しめそう。2018/12/06
犀門
3
No.197★★★★☆新シリーズ!。幼少の忠敬(三次郎)が描かれているが、それにしても少々ダラダラが過ぎないか?。勿論、今後の展開に期待しての★★★★☆!。2018/11/29
goodchoice
3
伊能忠敬の若い頃を中心に綴られていて、ややイメージ通り違う展開となっていた。続巻以降で天文関連の話が出てくるのかもしれない。2018/11/22