内容説明
鉄道、地名、地形ファン待望の新刊! !
☆地形図と写真から日本全国の駅名の謎と秘密を探ります!
☆駅名が付いた由来について、地形図と写真からひも解いています。
☆地形図:約40枚、写真掲載:約161枚、駅名紹介数:約940駅
当社の専門雑誌「住民行政の窓」において、平成20年5月号から平成23年8月号(通巻365号)までに連載した「日本全国駅名めぐり」が加筆編集され、まとめられています。
今尾 恵介
1959年横浜市出身。明治大学文学部中退後、出版社勤務を経て1991年よりフリーライターとして地図・地名・鉄道の分野の執筆活動を開始。
主な著書に、『地図の遊び方』(ちくま文庫)、『地図入門』(講談社選書メチエ)、『鉄道でゆく凸凹地形の旅』(朝日新書)、『絶景鉄道 地図の旅』(集英社新書)など多数。『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)のシリーズは監修をつとめた。
2017年に『地図マニア 空想の旅』で斎藤茂太賞、2018年には『地図と鉄道』(洋泉社)で交通図書賞を受賞。
現在、(一財)日本地図センター客員研究員、深田研ジオ鉄普及委員会委員。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
25
図書館の企画展示コーナーから手に取って借りた。最近の時事ネタで言えば、山手線新駅の駅名「高輪ゲートウェイ」が意外だったこと。国鉄時代に同じ駅名を命名しないことは知っていた。例えば、香川に「鴨川」が存在するから千葉に「安房鴨川」を作ったとか。最近はカタカタ表記の駅名が増えて歴史を意識しなくなったけど、駅名から観光地化を狙ったりとかいう商業目的を強く感じるのは、私自身はあまり好きではないな。2019/01/29
笛吹岬
4
トピックを広く急ぎ足で紹介、と言う感じ。雑誌の連載記事をまとめたものだが、本文に記述の無い駅名表示板の写真が掲載されているのは編集で記事は削除したけど写真は削除しなかったということか。2018/07/12
やまほら
3
『住民行政の窓』なる雑誌の連載をまとめたもので、「こんな駅名があるよ」をずらっと紹介した本。著者の本としては入門的。今は「地形図でたどる日本の風景」という連載が、2018年8月号で44回目を迎えており、こっちの方がおもしろそう(44回目は「こんな所に…意外に多い飛び地」)。本文に関係のない(ほかの部分に関係する)駅の写真が載っている項目がいくつかあるのは何だろう。2018/09/01
三浦正
2
表紙に、私の通学・通勤最寄駅(前後駅)があり、当然本文中にも何か解説があるものと思いましたが、完全スルーでした。2018/08/07
インテリ金ちゃん
1
身近な駅名だけど、命名、変更理由、変遷は、予想以上に生臭く、泥臭い。2018/12/22