内容説明
世界は帝国と属国で成り立っている! 文明発祥の地・古代オリエント、ギリシア・ローマを舞台に世界の歴史が大きくわかる! 世界史の核心部・エルサレムとユダヤ民族をはじめ、チュルク人の大移動、カザール王国とノルマン人、ギリシアとフェニキア、カエサルとクレオパトラなど、世界史の新発見、新事実を解説。最新の知見と著者独自の史観で、さまざまな定説を覆す。文明の発祥から古代史、中世史まで、世界の先端知識人だけが知っている教養と大きな理解が身に付く。副島隆彦、初の世界史本。
著者について
副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論など、さまざまな分野で真実を暴く。「日本 属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
11
中東に生まれた3つの一神教、すなわちユダヤ教、キリスト教、イスラム教が世界を混乱に陥れる諸悪の根源と言い切る無神論者の著者。たしかに同じ神を戴く人々がなぜここまで憎しみ合うのか?宗教をキーワードに歴史を観るとそんなことがわかってくる。知識としての世界史しか学んでいないと見えづらいポイントではある。2018/11/02
yuui02
4
ユダヤ人というものは存在しない、つくられたものである。イスラエルの民とはエジプト人であり、モーセもエジプト人だった。ユダヤとはエジプトのことだったのである。旧約聖書もずっとあとにできたものでヘブライ語ではなくギリシャ語で書かれたと言う。古代のユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人。世界の中心は欧米ではなく中東バグダートであるという。2018/12/08
むむむ4yyk
1
それほど斬新な解釈ではないよなあ 改めて真実というほどでも2018/11/04