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内容説明
人生は「選択」の連続。仕事や会社、伴侶を決めるといった、将来を左右する大きな決断もあれば、朝食はパンかご飯かなどという小さなチョイスもある。 日常は小さな「選択」の連続だ。例えば、エアコンは「冷房」か「ドライ」か。夏の入浴は「シャワー」か「風呂」か。「5%割引」のA店と「ポイント5倍」のB店のどちらで買うか。ヘルシーそうな「赤い卵」と普通の「白い卵」、どっちを選ぶか。トイレで用を足したあと、水を流す前にフタを閉めるか、開けたままか。高速道路で渋滞時、選ぶべきは「右車線」か「左車線」か……。こうした些細な選択も、間違った答えを選んでいたら、大きな損をしたり、モノが早く壊れたり、料理がまずくなったり、恥ずかしい思いをしたり、はては命が危険になったりする。チリのような選択も、積もれば山となってしまうのだ。 本書では、こうした日常で間違いがちな選択を多数集め、正しい答えとそうすべき理由を解説している。この一冊を手元に置いておけば、よくある「しまった!」「あっちにしておけば…」という後悔がきっとなくなるはずだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Carlos
44
題名の9割は誇張しすぎ、ほぼ知ってる内容だった。めんつゆの3倍濃縮は3倍の水で薄めると思ってしまうよね。メーカーがお得感出すための戦略かな。2023/01/08
モトラッド
36
★★★ なるほどと膝を打つものから、どうだろう微妙だな、と思うものまで、千差万別でした。例えば(冒頭にあるので自信がある項目だろう)『用を足したあと、トイレのフタは閉めて水を流す』(理由=汚水の飛沫が2mも飛び散り90分位空気中を漂うから)これは私も介護職の職場で習い、その通りと思います。もう一例『買い物時、重い物を持ちたくないのでカートを使う』は『要らない物まで買わないようカゴを持つ』となっているが、私を含めて足が悪い場合、杖替わりにカートを使います。しかし全般的には、役に立つ内容が多かったと思います。2020/06/27
ひほ
33
知っていること半分、そうだったんだというの半分。新たに気が付いたことは参考にすることにしました。マナーの部分が一番参考になりました。2019/02/28
Syo
32
いっぱい書いてあるけど マヨネーズのことと 下り坂のセカンドの燃費 くらいかな。 ためになったの。2019/01/23
hk
22
「刺身の三種盛り合わせは左・右・真ん中の順序で食すのが作法」…これは寡聞にして存じ上げなかった。旨そうな刺身から平らげていくのはどうやらエスタブリッシュメントとしてあるまじき行為のようだ。今週もはじまったばかりだが慙愧の念を禁じ得ない。このように知っている人にとってはもはや自然の摂理だが、知らない人はまったく思い当たりもしない作法や豆知識が紹介されている一冊だ。そういえば「作法」という言葉は昨今「マナー」という外来語に押されて出番が少ない。これを機会に「作法」という日本語を意識的に用いるようにしよう。2019/02/03