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内容説明
ついにヒロトは、教授から示された場所にたどり着く。そこにいたのは、モニタの中に映る若い教授――彼は、ヒロトが望めば、横浜駅の機能を停止させることができると告げるのだが…。話題の新感覚SF、ついに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
1
自己増殖を続ける横浜駅を旅する青年ヒロトの物語第3弾。ヒロトは「42番出口」にたどり着き、トシル君とも出会いましたが、JR北日本の存在は未だに謎のままですし、JR福岡とケイハとの出会いが、この先どのように展開するのか気を持たせます。「続く」的な完結編でした。 2022/11/12
沢風南
1
本棚で目についたので再読。トシルくんがマンドリカルドに見えてしまう(こっちが先だが)2021/09/15
沢風南
0
再読。2024/04/22
kanonji
0
ふーむ、うまく説明できないけど、もっと面白くなりそうなのに、そうはならなかった感じ。具体的に何をどうしたらというのは分からないけど。ただ、決められたマイルストーンを最短距離で細い線で繋いでるという印象はあるかも。もっと寄り道をしたり、脇道にそれたり、情報量を増やして太い線にしたりして、この世界の見える範囲を広くして欲しかったかも。2023/08/20
やいとや
0
完結。だけれど全く終わってはいないね。横浜駅は保守プログラムによって自壊するスイッチをヒロトに押されたが、今度はそこで生まれる空白の覇権をJR北海道とJR九州が争う展開が待ち受けている。ヒロトの物語としての作品は確かに終わってはいるんだが、些か不全感を残す読後であるのは否めない。原作未読だが、これに何らかの決着が付くのかね?それなら読んでみたいが。巨大な帝国が倒れて目出度、ではなくそこに依存して生きている人々の今後も気になる。無政府状態の四国の建て直しとか、物語の種は無数にあるのだが。2023/07/01