内容説明
漫画家・谷口ジローの画業とその深層に迫る決定版的一冊!!貴重な原画ギャラリーを中心に、松本大洋スペシャルインタビューから風景描写のモチーフとなった武蔵野探訪、書斎間取り図&本棚大解剖、全作品リスト、貴重なプライベートショットまで、さまざまな視点から谷口作品の魅力を徹底解剖。特別付録に幻のデビュー作「声にならない鳥のこえ」単行本初収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
78
今年初めに行った「谷口ジロー展」で谷口ジローの良さを再認識し、この本を買っていた。展示会を思い出しながら読む。あらためて絵が実にうまいと思う。絵で読ませる作家だったと思う。谷口ジローの本棚も詳細に蔵書が説明してあるが、この徹底した資料調べからあの絵が出来上がっていたのか。巻末にデビュー作も掲載してあるが、私の知っている谷口ジローとは全然タッチの違う漫画だった。2022/03/25
ぐうぐう
39
残念なことに、谷口ジローの評価は日本より、断然フランスでのほうが高い。フランスの谷口漫画に対する熱狂を知れば知るほど、日本人はまだ谷口ジローを発見していないのではないかとすら思えてくるほどだ。谷口がメビウスをはじめとするバンド・デシネの影響を受けているからだとの解釈もあるが、本書で夏目房之介や松本大洋が言っているように、谷口の漫画が「大人」だったからというのが、フランスで成功した一番の要因のように思える。過剰なサービスやあざとい演出ではなく、谷口はただただひたすら画で読ませようとする。(つづく)2018/11/25
ばんだねいっぺい
27
そうそう、この絵という感じで落ち着く。谷口さんを知ったのは、「遥かな町へ」。「捜索者」も読み、遡ることなく順番に読み継いでいった。ほとんど、ウェルメイドでぬくもりがあり好きだったが「遥かな町へ」がベスト。映画を観たいと思いました。2019/03/31
阿部義彦
22
谷口ジローさんの原画がカラーも含めて大きい判型で楽しめます。日本では「孤独のグルメ」で多くの人に知られましたが、その前からフランスでは評価が高く、アングレーム国際漫画祭で個展を開く前の2011年にはフランス芸術文化勲章のシュヴァリエを貰っています。静謐な凄みとでも言える画風で未だ読んでないのがこんなにあるのかと楽しみが増えました。朋友関川夏央さんの思い出話や松本大洋のインタビュー、何より仕事場の本棚の写真とその精細なデータには圧倒されました。デビュー前の未発表原稿と当時の長髪の写真が時代を感じさせます。2023/07/01
yyrn
13
テレビ『孤独のグルメ』がここまで流行らなければ、谷口ジローを知ることはなかっただろうなと思う程度のファンに過ぎないが、この本で谷口ジローが描いた写実的で細密なマンガの数々を見せられると、素晴らしい描写力だが、なんか疲れるなというのが正直な感想で、ただこれならフランス人にはウケるだろうなとも思った。谷口自身もフランスのBD(バンド・デシネ)に傾倒していたということだから相思相愛だったのだろう。あっ、だからゴローの恋人はフランスに残ったのか(笑)。ラストが原作と違うという『神々の山嶺』を読んでみたい。2018/12/10
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