あなたの病気には意味がある

著者名：高田明和【著】

シティブックス（2018/10発売）

• ISBN：9784334974336

内容説明

「脳梗塞や心筋梗塞を起こすような人は、昔なら大変な英雄だった。……これら重大な病気は、なぜ起こるのか、その原因を深く探っていくと、それは単にからだの中の“異常箇所のトラブル”や“弱点の露呈”ではなく、むしろある意味で“強さの表われ”だということが分かってきます。」と、著者は語る。
わたしたちを蝕む病気が、体の弱さによるものではなく、人としての優れた特性だとしたら？
病気との向き合い方も考え方もおおきく変わる、病気についてまったく新しい視点で捉えた貴重な書だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むっちょむ]

おもしろかった！！ 盲人の人が手で触れている時、脳の中では視覚野が動いているとか、脳梗塞を起こす遺伝子を持っている人は、大昔の祖先が、狩猟等で怪我をしたときにすぐに血が止まるような体質を持っていた人が有利で生き延びたから等々、読んでいてへぇ～と思うことが多々あり、楽しく読めた。血友病、鬱病等、いろんな病気の記述も興味深く読みました。 作者の記述が正しいか正しくないかを見極める知識は私にはありませんが、一つの考え方として普通におもしろかったです～。

2014/04/24