内容説明
数ある犬の問題行動のなかで、もっとも代表的かつ辛い思いをするもののひとつが「咬みグセ」。
一般的には「上下関係を教えられていないことが原因」など、しつけの問題として捉えられていますが、
脳機能や身体疾患が原因である可能性もあり、実はしつけだけでは根本的な解決にはなりません。
本書では、メディアで「動物の精神科医」とも呼ばれ、国内にたった8名しか存在しない(※2018年8月現在)獣医行動診療科認定医が、
犬の脳とココロのしくみを解説することで咬みグセ(攻撃行動)の原因にアプローチし、解決方法のヒントを提示します。
もう、「うまくしつけることができなかった……」と自分を責める必要はありません。
本書を読んで、愛犬との幸せな関係を築きましょう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいし
7
なんとなく読んだせいか、我が家のワンコは咬まないせいか、結論がわからなかった。原因は脳?ストレス?ただ重大なケガになってしまうことはよくわかる。難しい...。犬は多胎でオスの兄弟に挟まれたメスは、オスから分泌される雄性ホルモンの影響でオスらしい性格になるというのが勉強になった。2018/12/04
よく読む
2
友人から3週間預かったトイプードルが唸り、噛み付くので、藁にもすがる思いで読みました。犬の対応は私にとって初めてであり、YouTubeでかわいい犬ばかり観ていた私には、修行のような日々の始まりでした。筆者の優しさ溢れる文体と案内には、大変救われる気持ちになりました。脱感作によって、適度なストレスとおやつを駆使して、どうにか馴らせていきたいと思います。2019/05/05
oyoide
1
動物の行動学が臨床的、実践的視点で書かれている。日常語では混乱しやすい犬の問題行動についても、根拠を持った科学的な定義がわかりやすく示されているので、犬の飼い主は問題を認識しやすいかも知れない。ただし、具体的な技術を知りたい人には期待外れとなる。しかし、技術の具体的指導を書けるトレーナーほど「ダニングクルーガー効果」の表れと思った方が良い。 残念ながら地方では、動物の行動治療ができる獣医師が稀なので、そもそもの問題予防のためにも犬の飼い主には必読。 道徳のみならず倫理についても触れられている良書。2022/03/03
まーくん
0
科学的解説であるが、目の前の課題解決にはならない2021/03/09
ヒラソル
0
我が家の柴犬(2才♀)は咬みます。首輪の交換× エサの時× などなど。トイレ〇 なでなで〇 散歩後の足ふき〇 。 「いやなことはしない」という結論。今〇の事が×になってきたら、お教室に通うことも考えなくては。。。とても勉強になりました。2018/12/03
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