内容説明
負ければ皆殺し。生きのこりをかけた戦いがはじまった!
元亀元(1570)年9月。大坂石山本願寺から反信長の檄文が各地に発せられ、紀州雑賀の荘も立ち上がった。得意の海上船や銃撃戦で抵抗する雑賀衆に、信長は圧倒的な軍兵をもってひねりつぶしにかかる。雑賀衆頭領の息子・七郎丸は、将来を約した幼馴染おみつを想いながら銃弾と血風のなかで成長していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
27
先に信長についた根来衆側からかかれた作者の本を読んでいたが、本書は石山本願寺に加勢した同じ紀州の雑賀衆を描いた物語。 石山本願寺、そして、雑賀衆の地元での壮絶な信長の圧倒的な大群と雑賀衆の火器との闘い。 石山本願寺と信長との戦は「村上海賊の娘」から興味を持ったが、雑賀衆は海戦にも村上水軍とともに参加してて大活躍。 根来衆の時同様、雑賀衆の言葉も大阪南西部の泉州出身の自分には全く違和感なしで面白かった。2018/08/18
こぺたろう
4
はじめの20ページくらいを行きつ戻りつしてはや半年。 50ページ目くらいからのめり込みだして、そこから一気に読み切りました。 おもしろかったですね。 ここで使われている和歌山弁は、結構いまでも使われていますよ。 若い人はあまりつかいませんけどね。「できるろ」とか笑 南無阿弥陀仏、が6字でしょうか。浄土真宗を信仰する雑賀集のお話です。 2012/06/29
正太郎
3
雑賀衆のお話。でも主人公は孫一ではありません。 雑賀青年の成長物語です。 標準的で普通に面白い本です。 2011/08/07
しのび
2
石山本願寺と信長勢との長年にわたる戦において、雑賀衆の若君を主人公にした戦国物語。個人的に好きな時代であり、また好きな雑賀衆の話であったので、興奮して読めた。2018/06/02
RIKA
1
戦の話が多くて、ちょっとしんどかったかなぁ。2011/10/16
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