内容説明
思わぬ冤罪をかけられ、王城を追われた侍女セシール。すぐに疑いは晴れたものの、再び王城で働く彼女に、周囲の目はひどく冷たくて……。悩むセシールに、優しく声をかけてきたのは国王の側近であるヘリオット。彼はセシールを励まし、彼女の名誉回復にも努めるが、それはすべて彼のある計略の一環だった！ ショックを受けるセシールだけど、これをきっかけに、二人の関係は思わぬ方向に転がっていき――？ 計略から始まる恋もある!? 嘘つきな“旦那さま”とのちょっと不器用な結婚裏事情！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絳楸蘭
13
馴れ初めを知りたかった二人の話だったから嬉しい。ヘリオットに振り回されるセシールがなんとも言えず。ちゃんと愛を育んでいたのね、と安心。さて、次はケヴィンの番ね。Webで話は知っているけど、書籍化してほしいなぁ。2013/12/15
さぁちぃ(積読本消化中…)
5
[立ち読み]本編未読だけど、本編読んでなくても読める。展開が早いけど綺麗にまとまってるし、途中ですれ違いとかあって面白かった。他の人の話も読みたいな。2014/02/12
アクセプター
5
本編よりは展開速いし読みやすいのかも。個人的にはカチュアの恋愛とかも読みたい2014/01/20
夜の女王
4
☆☆ 素直じゃない策士過ぎるヘリオットに同調できず、ケナゲ過ぎるセシールに少々イラッ。と、思いつつもお似合いの二人に結局ほのぼの。が、そこに至るまでが長い！かなりな分量で『旦那さまシリーズ』の粗筋が入ってくるので、またまた読まされる方は面倒でしょうがない。そこはばっさり切って、二人のエピソードに集中したらもっと良かった。屋上屋を重ねるような水増し文章でこのお値段は高い！（図書館本だけど）2014/02/20
ゆこ
2
読み終わって…ごめん、本編主人公たちよりこの側近組の方が断然好きだ！軸になっている二人の恋愛から話がずれないし、すれ違い的な所はあるけど、本編の二人みたいな揃ってじれじれ…な展開でなかった所もいい意味でさくさく読めた。あとは何より糖度高めなのがよいね！2013/11/20
