内容説明
――我は汝に去るよう命じる
元バチカンのエクソシスト、現在アンティーク雑貨店店主&心理学者兼医師、ワインダイニングオーナー
かつてバチカンで司祭としてエクソシストを務め、現在はアンティークショップを営む天羽奏は、特殊な能力を持っていた。他人と異なるその能力に悩み、私生活でも辛い思いを経験した彼を見守ってきたのは、旧友にしてワインダイニングオーナーの清泉宏輝だった。心理学者兼医師という異色の肩書をもつ経営者、清泉と天羽は下北沢に互いの店を構えている。そんな二人の元に、奇妙な出来事がつぎつぎ舞いこんできて…? 風変わりな二人が遭遇する、小さくも心温まる不思議な謎解き!
木々・装画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
13
舞台がワインダイニングのお店という理由で読み始めました。やはり登場する美味しそうな料理ばかりに注目してしまいました。私も清泉と同じように超リアリストなので、ポルターガイストなどの現象は全く信じないタイプですが、天羽と清泉の好ましい人柄のおかげで最後まで読むことができました。二人の友情を超えた絆に最後は読んでよかったと思いました。2019/01/06
へへろ~本舗
12
元バチカンの司祭でエクソシストの現アンティーク店店主天羽と元心理学者兼医師で現ワインダイニングオーナーの清泉の不思議譚。天羽が司祭を辞めたとあったので、清泉との愛を貫くために還俗したのかと思ったら、違った。2018/10/11
にゃうぴょん
11
元バチカンのエクソシストでアンティーク店オーナーの天羽さんと心理学者兼医師でワインダイニングオーナーの清泉さんの謎解きのお話。お互いを思いやっている二人が穏やかに謎を解決していくのは心がほんわか温まる気がします。清泉さんのお店の食事が美味しそうです。2018/11/26
ううち
8
初読み作家さん。元バチカンのエクソシストってとても良い。ワインはよくわからないけれど『葡萄と小麦』のご飯がとても美味しそうです。コンビで解決する謎解きも良かった。続編求む。2019/02/11
なぎ
8
心理学者兼医師の肩書きを持つワインダイニングオーナーと元・バチカンの司祭という異色の経歴コンビが解決していく不思議な事件の数々。お人好しの奏としっかり者で皮肉屋の宏輝のコンビがお気にいり、特に「清泉の椅子」は二人が家族のように深い絆で結ばれていることがわかるエピソードでした。両親や姉を亡くして落ち込んでいる奏に宏輝が声をかける場面はグッとくる。この二人はずっとこうやって仲良くしていてほしい。他の二つのエピソードもほっこりするような結末で心が癒されました。宏輝のお店のメニューが美味しそう。2018/09/15
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