- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
あなたの過去も、傷も、孤独も愛したい。
蒲生田の「襲撃」により心も身体も傷つけられた瑠璃。
それでも逆瀬川を想う気持ちだけは、親友のトモから涙ながらに止められても、抑えることができなかった。
そんな中、すべての事情を知った逆瀬川の元妻が、瑠璃を強引に連れ出し…?
誰からも祝福されることのない、二人の関係。
情熱と、情念と、情欲の恋物語――完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
85
どうしても好きになってしまった相手が年上のヤクザ。自分の理性も、周囲の誰もが警告を鳴らす相手。それでも自分の気持ちを認めて生きる瑠璃の姿に、頑なさと儚さと危うさを感じる。この作品は作画が内容に合っている。儚さや危うさや暴力。巧みに表現されている。作品では人を好きになった気持ちをどこまで保てるかという問いがあろう。私の場合は理由を付けて気持ちを冷まそうとするだろう。普通の人もそうだろう。だが瑠璃はひたむきに気持ちを持ち続けた。その密やかな熱は二人を焼き尽くすかも知れない。それでも良いと思える。良作だった。2019/12/07
はるみかん
20
ここにきて、新井煮干し子さんの別名義だと気づいて慌てた(笑)。同じ絵でも、男女だと一気に生々しくなっちゃうなぁ。周囲に反対されればされるほど、手放したくないと思うよね。2018/10/14
ぐうぐう
20
「逆瀬川さんがヤクザだから好きになったわけでも、やめたらもっと好きになるわけでもない」そこが瑠璃の揺らぎようのない強さだ。それでも、逆瀬川がヤクザである事実は、常に瑠璃にはつきまとう。瑠璃と、逆瀬川の元妻との対峙は、この漫画の最大にして最高の見せ場であり、野田彩子の凄みに打ちのめされる場面だ。「あなたが後悔した20年が、私のものならよかったのに」盲目ゆえではない。幼さからでもない。疑いようのない熱が瑠璃を突き動かす。ラストシーンは、その熱が迸った結果としてあるのだ。2018/10/12
はな
7
親や友人たちの方が狂って見えてくる。きっと2人からしたらこれが純愛なんだろうなって思ったました。2018/10/31
M a i n *゚
6
おぉ、こう終わらせたのか…最後の瑠璃の笑顔が病んでてすごく好き。冷房つけるときに?ってなってたのは何でだろう…2018/10/25
-
- 電子書籍
- 長期政権のあと 祥伝社新書
-
- 電子書籍
- 後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜…
-
- 電子書籍
- 母塚さんを××にしたい。 第2話 茅ヶ…
-
- 電子書籍
- 名探偵傑作短篇集 火村英生篇
-
- 電子書籍
- これからの出来事