電撃文庫<br> 昔勇者で今は骨3 勇者と聖邪

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電撃文庫
昔勇者で今は骨3 勇者と聖邪

  • ISBN:9784049121025

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内容説明

『――――久しぶりね、アル』
 イザナを追ってエルフの国・精霊領域フィネグンドを訪れた昔勇者で今は骨な冒険者・アルと仲間たち。彼らを出迎えたのは、かつての勇者アルヴィス……と瓜二つの容姿をした人物だった!
『シミュラルと申します。以後、お見知りおきを』
 ついにイザナとの再会を果たしたアルだったが、彼女の口から語られた計画はアルの存在を根底から覆しかねないもので――!?
 魔王が倒された後の世界で、なんだかんだと世界を影から救ってきた骨勇者もついに年貢の納め時か!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中性色

10
骨粗鬆症。今回はかつての仲間を訪れるいろいろ。今までとの軽い感じとはまた違うけど、しっかりとした構成ができてる。しかし、最近の女性キャラ×船=吐くという方程式は何なのか。しかし、今後があるかは別として、そうした場合キャラを全てリセットすることになるのだろうか。個人的にはハルベルとランシワが好み2018/10/16

alleine05

8
ついにイザナ発見し旅の当初の目的は果たしたことに。続刊は決まっていないようだけど、魔王軍残党の動きや思わせぶりなハルベルの超魔力の伏線も気になるので、できれば続いてほしいなあ。アルの勇者パワーはあいかわらずすごいけど、こんなやつが全盛期の現役時代、他の仲間のサポートもあったのに死にかけた(というか死んでしまった)魔王はどれだけ強かったんだ。シリーズが続いたとしたらやはり最後は何らかの形で復活した魔王と再戦とかかね。そういう展開も読んでみたい。2018/10/17

のれん

8
相変わらず情報量の多い表紙と共に、様々なイベントが目白押し。 今回はテーマがかなり重く一貫しているのもあって、重厚感も感じられたし、敵にも味方にもヤバイ奴らが続々と登場し緊張感は最高潮に。 この作品は脇役のちょっとした描写や台詞がやけに残る。最高神マルドゥ。神だけあってとてつもなく面倒くさそうなんだけど、すげぇ好み。2018/10/11

niz001

5
いつの間にか大事になって最後に燃えるいつものパターン。グダグダと骨ジョーク少な目だけどシリアスというほどでもないw。2018/10/14

c.c.zuzu

4
面白かった。けど。こんな文体だったかなあ。句点で文を区切る手法の。多用のしすぎで。疲れる。目が止まるから。強調する効果はあれど。読書のリズムを乱すし。スピード感を殺すし。で。ここぞで使わないと。読み疲れるだけ。改善を。願うのだ。そうやって。僕は。ただ。願う。願うのみなのだ。物語を綴るに長けた作家さんだけに惜しい。さて本巻だが、新キャラも登場してますますにぎやかに事が進む。最後は骨が受肉してバーンって蹴散らす展開にはややマンネリ感があるが、登場人物それぞれが掘り下げられ、今後の成長が楽しみになる巻でもある。2020/07/16

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