文春文庫<br> プリンセス刑事

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文春文庫
プリンセス刑事

  • 著者名:喜多喜久【著】
  • 価格 ¥723(本体¥658)
  • 文藝春秋(2018/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167911560

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内容説明

化学ミステリー「化学探偵 Mr.キュリー」シリーズで人気を博す著者が文春文庫に初登場!
美少女プリンセス×刑事ミステリー!

女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つお姫様が刑事となって大活躍!
彼女を支える若手刑事とのバディものとしても楽しめる、とびきりキュートなミステリー。

憧れの刑事になった青年・芦原直人。
同じ課に配属された新人刑事は、なんと王女様!?
美しく気高いプリンセス刑事・白桜院日奈子だった。

直人は、あまりにも立場の違う王女とのコンビに戸惑いながらも、共通の話題を見つけ、また彼女の刑事という職業への真摯な思いに触発され、自らも変わっていく。
ふたりが挑むのは、凶悪な連続殺人犯ヴァンパイア。
ふたりは、さまざまな試練を乗り越え、事件を解決することができるのか――!?

ふたりの“バディ”をとりまく、個性豊かな身辺警護役の刑事や、妹思いが過ぎる兄王子、などなど濃いキャラクターにも要注目です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

90
王位継承権第五位の王女がキャリアながらも現場で刑事として事件に挑む。エピローグもイイ感じで終われてよかったです。2018/11/26

ゆきちん

47
代々、女王が統治する国日本で、現女王の姪で王位継承権第5位の日奈子様が国民のために?選んだ職業は刑事だった…表紙オチかと思ったら、わー、ホントにありそう!な世界で刑事するプリンセスが描かれている。事件は様々な方法で殺人を犯し遺体から血液を持ち去る連続殺人魔「バンパイア」この作家さんでプリンセスネタだけってと思ったら犯人を追い詰める過程やオチでやっぱり化学知識が出てきてなんかホッとした。犯人はお前だー、違う、お前だー、やっぱりお前だー!のパターンのヤツ。続編ありそう。プリンセスの兄とか脇役もいい感じだし!2018/10/22

一華

41
奇しくも…?今上天皇の退位が来春に迫り、また、高円宮家の御息女の御結婚により…俄かに「女系天皇論」に注目され始めている今……いろんな思いを残した作品でした。根底に凶悪な事件があるのですが、とにかく、日奈子殿下と芦原刑事のコンビから目が離せない。設定としてはありえそうにもないが、こんなにまっすぐな姫さまなら…日本警察、イヤ日本国民の意識改革にひと肌脱いでくれそうですよね。その辺の役に立たない政治家よりもよっぽど役に立つ!ってもんです。今後にも期待!2018/10/31

よっち

41
女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つキャリアとして着任した王女・日奈子が新人刑事とコンビを組んで「ヴァンパイア」の連続殺人事件に挑む警察小説。最初は一般人としての感覚や刑事としての経験に乏しい日奈子とコンビを組むことになって振り回されていた所轄の若手刑事・直斗が、彼女の事件解決に対する強い意志に感化されて協力するようになってゆく展開で、日奈子の強い信念と彼女を応援する多くの人に支えられながらの事件解決でしたけど、このコンビが活躍する物語の続きをまた読んでみたいと思いました。2018/10/28

ハゲおやじ

39
三連休に読了。好きな作家ではあるが、前回読んだ「推理は空から舞い降りる…」がイマイチだったので 今回も期待はしていなかった。そもそも、優秀な女性が主人公って 私には合わない(勝手なコンプレックスね)。しかし、設定が面白く ”そんな馬鹿な” の連続だけど 私には合っていた。犯人もコイツだろうと思っていたが、最後まで裏切られ?つつ進んだ。光紀とか間々田とか怪しい奴が多かったもんね。心理学って…と真に受けて考えちゃうところが、私は幼稚なんだけど、ラストは ホッと出来て良かった。次 どうしよう。2019/07/14

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