親の介護、10年め日記。

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親の介護、10年め日記。

  • 著者名:堀田あきお/堀田かよ
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • ぶんか社(2018/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784821144884

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内容説明

「家族」って結局なんなんだ!? 歩けなくなり認知症が進む母。非協力的で自分勝手な父。在宅介護の限界を感じ、施設への入所を試みるも、簡単にはいかず…!? 現代社会の介護事情と「家族のあり方」をリアルに描き、「老い」と「人生」を見つめるコミックエッセイ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

66
相変わらずのクオリティ。介護をしている人も、控えている人も、みんな読んでおくべし。以下メモ。介護は日々、綱渡りである。絶望している場合じゃない。そばに誰かがいてくれるだけで、頑張れる。目的なくタクシーに乗り2000万を使い尽くす父、迷惑をかけているという自覚は皆無。けれど、寂しさからの行動なのか。機械に生かされるだけの延命治療は選択しない。親の預金の引き下ろしは、ハードル高い、戸籍謄本必須。薬の過剰摂取が認知症を進める要因になる、高齢者の薬は控えるべき。2024/01/06

みーなんきー

25
絵が可愛くて単純に描写してあるので気楽に読めるが、世の病院関係者や、ケアマネジャーさんには、ビジネスライクで冷たい方も多く、1番頼りにしたい父親は自分本位で、母の介護に手を貸してくれない。こんな状況なら、やさぐれてめげたくなる所だが、この著者のご夫婦の心が優しく、互いに助け合う姿勢なのと、お母さんの気持ちになって様々な判断をしているので、微笑ましく、気持ちよく読める。自分に介護が始まったらこんな風に前向きに、できるかしら?と思う。2019/02/16

にゃんた

21
親の介護も気づけば長い戦いではある。特養300人越えの待ちとか、自分の母の時のことを思い出した。読むひとも読んでもらう方も、同じ思いを共有しながら救いを求めている気がする。みんなこんな事を乗り越えているんだと。 大変だけど、生きていてくれることのありがたさを思った。2019/01/04

ゆうゆう

12
介護のシステムって複雑。ものすごく、うなずきながら読んだ。ほしい援助も金次第、お金があればすごく選べるし、介護認定がランクアップしても、保険で賄えるところじゃない選択しかないとか…家族ってなんだろう…私は、旦那さんとはずっと一緒にいたいけど、難しいのかな。2022/11/17

よぶ

12
介護にゴールは見えない。この選択で良かったのか…と不安に思うときもあるんですよねぇ!!特養は待ち人数が多いんです~前に私もケアマネさんに言われました。しかし、お父さん…タクシー代で使いすぎでしょ(;^_^Aやっぱりアキオさんは良人でした♪2020/06/03

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