内容説明
世界には、いつも勇者が十六人いる――。その中でも歴代最強と名高い【闇の勇者】シオン。彼には信じるものが一つあり、それは今のパーティメンバーだった。だが、なんと信じていた彼女達から酷い裏切りにあってしまう。辛うじて一命をとりとめるも、心に深刻なダメージを受けるシオン。そして生きることを諦め、死のうと森を彷徨う彼の前に、一体の魔物が現れ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
8
安かったから手を出したやつなんだけど…微妙ですな。よくある勇者パーティーから追い出された系の作品で最強の勇者である主人公に嫉妬した屑に裏切られもう死んでもいいや~となった主人公が自分と同じようにもう死んでもいいやと思っていた白狐のハクと出会い飯食っていたらやっぱ死ぬのやめる!一緒に飯食いながら旅をしようぜって話。一言で表すなら描写が圧倒的に足りない、シオンが凄く強いんだろうけど全ての行動が味噌の入っていない味噌汁レベルの描写で味がなさすぎて何も伝わってこない。起こる事件も内容の割に周りが軽いなどなど2020/01/11
ききぞう
2
展開はありきたりなものでしたが、登場人物のキャラと会話のテンポがよく、だれずに最後まで楽しく読めました。2021/08/07
くま吉
2
★★★☆☆ この本を買う人は試し読み増量の時に試し読みをしてから購入することをお勧めする。 全般的な言い回しや主人公のメンタルの弱気持ち悪さは、読むたびにぞわぞわする。 身内の喪失、裏切り、ダーク要素を全て打ち消してくる登場人物の軽さ。背景と人物がちぐはぐすぎて混乱する。 ただ、序盤を乗り越えれば、定番の勇者活劇となりおもしろい。 なぜ序盤はあんなにバランスが悪いのだろうか。2018/11/03
朔夜
1
★★2019/01/01
tban
0
コミカライズ決定らしいです。 そうだろうなと思わせる、明快なヒーロー性と、 従魔ハクとのナイスコンビネーション、そして ヒロイン・アリアの登場とお手本のような ヒロイック・ファンタジーです。でも、魔力を大分 奪われたにしては、シオン強すぎです。2018/10/09