ハーレクイン<br> 永遠をさがして

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ハーレクイン
永遠をさがして

  • ISBN:9784596939067

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内容説明

オナーはその日、見上げるほど豪奢なマローン家の門をくぐった。かつて誘拐されたマローン財閥の令嬢と判明し、26年ぶりに帰ってきたのだ。代理人トレースとともに。だが、オナーを高慢な親族たちが歓迎するわけもなく、あまつさえ財産目当ての偽物と拒絶した。冷え冷えとした屋敷のなかで、味方はトレースだけだったが、彼の出張中、オナーは暗闇のエレベーターに閉じ込められる。闇を引き裂き、「このあま」と吐き捨てるような声が響き――そして落下してゆくなか、思い浮かぶのはトレースの黒い瞳……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

romance_holic

3
母が亡くなって、その遺言で自分が幼い頃母に誘拐され育てられたと知るヒロイン。やはり犯行を告白する母の連絡で実の家族からの使いがやってきて生まれ故郷に戻り本当の家族に再会しますが、お互いを知らずに過ごしてきた心の距離はなかなか埋められなくて・・・。そしてヒロインが戻ってきたことを快くおもわない人物からの攻撃がはじまります。 家族って、血のつながりってなんだろうなと思います。この作品に関してはたまにみうけられる不思議な能力などの要素はなし。読了後、シャロンの考える「赦し」のメッセージが伝わってきました。2013/09/13

mum0031

3
ドライブインオーナーのオナーと、会社重役のトーレス。 オナーは、癌で亡くなった母が、誘拐犯である事を告白した手紙が祖父の元へ届いた事で、トーレスと出会う。 叔母エリンの、婚約者に命の狙われ危うく逃れる。 オナーは、とても素直で勇敢。 トーレスは、守ろうとする気持ちは理解出来るけど、空回りしている。ヒロインが、良かった。2018/11/20

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