内容説明
大学生の篠崎瑛太(しのざき・えいた)は漫画家で妖怪の明石妖介(あかし・ようすけ)のアシスタントをしている。明石の自称・弟子のちびっこ猫又のゆずと明石を手伝っていると、原稿が終わったら食事に行こうと誘われる。無事原稿も終わり、連れて行かれたのは池袋にある古くて寂れた食堂だった。見た目に反してすごく美味しいその店は、二人の妖怪の女性が切り盛りしていて、なんと夜8時以降は妖怪専用のお店になるという。だが、最近は人間の客足が落ちていて、なんとかならないかと相談され――。読切連作4編収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆみ
23
★★★★★ 猫又のゆずがかわいい!胸に飛び込み顔をこすりつけてきたり、ジャケットの中に入り「にゃあん?」と見上げたり、のどをごろごろ鳴らしてサービスするあざとい仕事、ゆずにとって天職!人間に恩を感じていたり友情を感じていたりするいい妖怪たちとのほっこり人情ストーリー、このシリーズ好き!カバーのそでに「今回は明石先生の過去にも迫ります」とあるが、過去は明かしても正体は明かさないなんて…焦らされる!2018/09/12
しましまこ
22
嬉しい2巻。真っ直ぐで世話焼き篠崎くんと可愛いゆずくん、読んでて気持ちがいいよ。今回は貴島さんの過去と先生の過去と、むじなに私も行きたい、ひな菊さんの食堂。そして明石先生はクリスマスに神になりました。面白かった~。2018/09/17
IRIE
20
相変わらずゆずが可愛かった❤第2話の貴島の親分に涙しました。こういう本を読むと、私にも妖怪を見る力が欲しいなって思っちゃうな(笑)2019/03/08
てみさま
12
2作目も面白かった‼︎明石先生の過去が少し分かったりだけど、何の妖怪かは分からず。猫道いいな便利そうで。ハイクラウン懐かしすぎる!父のパチンコの景品だったので今でも高級チョコレートのイメージ(笑)神様とか妖怪とかが人に混じって生活している世界観が良き。邪念が多い私には見えないんだろうな。2024/07/15
にゃうぴょん
9
猫又ゆずくんが可愛い。篠崎くんも相変わらず適応力がある世話焼きのいい人です。クリスマスパーティーも楽しそうで後は明石先生の正体が気になります。2019/01/11