彼と彼女のヒストリごはん（１）

著者名：真船きょうこ【著】

講談社（2018/09発売）

• ISBN：9784065129593

内容説明

福島紗代（27歳）はスイッチが入ると語りが止まらない歴女。普段はそのスイッチは隠しているけれど、社の飲み会で出会った２歳年下の男の子・加藤さんと会うとなぜだか歴史話が止まらない。信長のおもてなし料理、江戸時代の料理店ランキング、紫式部の食べていたイワシ…。歴史上の人物たちと食べ物にまつわる話を交えながら、２人の恋はゆっくりと進んでいく…！歴史好き女子×ごはん好き男子のふんわりストーリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

レンタル。歴史と美味しいもの！私の好きなものが２つも入ってる‼︎と嬉しくなった♫歴女スイッチが入ると蘊蓄を語りだす紗代と友達になりたい。年下だけど誠実な加藤くんとのお付き合いも気になるところ。2巻の美味しいものと歴史蘊蓄も楽しみ(*´艸｀)

2019/02/21

[緋莢]

「スイッチ入るとすごいよね・・・」、「お前 スイッチ入るとめんどくせえ」〝歴女”である福島紗代は、会社で歴女スイッチを押さないようにしていたが、会社の飲み会で知り合った加藤芳雄と、別日に２人で飲みに行った際、加藤が興味を示した「うるか」が使われた織田信長が徳川家康をもてなしたメニューについて話してしまいます。話してもひかれない、むしろ興味を示してくれる部分もあるって最高ですね。江戸の総菜番付で紫式部と鰯、海軍カレーと森鴎外など 時代や料理の幅も結構広いです（続く

2018/12/10

[sleep@芒羊會]

歴女の彼女とご飯が好きな彼氏の話。私はどちらも好きなので、購入。ためになるし、面白かった。ところで、2巻に食に力を入れている曹洞宗の開祖が出てくるんだけど、実家も曹洞宗なんだよね。(^_^;)じゃあ、私が食い意地張ってるのも仕方ないかな（笑）。

2020/10/25

[tsubomi]

2022.07.09:歴史オタである女性が歴史上の人物のいた時代や人物に想いを馳せながら作る料理とそれを食べての感想、というのがメインですが、そういうオタク的性格のためにモテない人生だった彼女に彼氏ができて二人で歴史トークしながら料理を味わうという恋愛的要素も少しあり。歴史も料理も好きなので楽しく読みました。でも、恋愛要素なしでも、ふつにオタ仲間で同志的なつながりで十分楽しいんじゃない？って思うのは私だけでしょうか？何度もオフ会してるうちにパートナーになるとかならわかるけど・・・。

2022/07/09

[moyu]

食いしん坊と歴女の組み合わせはどうやら相性がいいらしい。海軍カレーデートいいな。明治時代の再現と海自カレーの再現、両方とも食べてみたい。うるかも食べてみたい。ほのぼのしているけど、少し重い事情あり。繊細な話だから、簡単にいかないとは思うけど、ふたりで過ごすうちに自信を取り戻してくれたらいいのにな。

2018/09/16