オーバーラップ文庫<br> ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント 9

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オーバーラップ文庫
ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント 9

  • ISBN:9784865543957

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内容説明

修行の旅を続けるシリウスたちは、ディーネ湖の港町パラードを訪れていた。その町で、かつて『闘武祭』中にレウスと剣を交わした狐尾族のアルベリオと、その妹マリーナと出会う。とある目的のためアルベリオはシリウスに弟子入りを志願。厳しい修行の最中、意気投合したレウスとアルベリオの二人だったが、シリウスは絶体絶命の状況でレウスに非情な宣告を突きつける――!!
そして、狐尾族にとって呪われた三尾を持つマリーナも、同じく銀狼族の中で忌み子として扱われてきたレウスと衝突を繰り返すうち変化の兆しを見せ……!?
本気のぶつかり合いこそが新たな絆を生む――異世界教育ミッション第9幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

8
港町でレウスと闘武祭で戦った狐尾族の青年とその妹に出会い、彼に関する騒動の渦中へ飛び込む今巻。―――友の為乗り越えろ、師の背中という呪縛。 本物になるには、師に縛られるままではなれはしない。そう言わんばかりにシリウスが非情な嘘で誓いを破らせ、迷いながらも選んだレウスが最後の殻を破る今巻。全体的にレウスに焦点を当て、名実共にもう一人の主人公へと押し上げる中、新たな不穏の影が垣間見える、次の戦いへの布石が置かれる巻であり、レウスの若者故の熱が凄まじい、熱い意味で面白い巻である。 次巻も須らく期待である。2018/09/23

加賀ますず

4
レウスの成長、そして…。今巻はがっつりレウス巻。忌子として仲間から恐れられてきたレウスとマリーナ。いがみ合いながらも惹かれ合う二人の関係が非常に丁寧に描かれていた。新しい弟子のアルベリオとレウスの関係性も素敵。ホクトやシリウスのチートっぷりも健在で、シリーズの持ち味を保ちながらレウスに焦点を当てることで、それぞれのキャラと関係性に厚みを持たせられていたと思う。2019/07/14

高城剣

4
ラストの性行為の暗喩がすげぇなぁ。実際やってはいないんだが。2018/09/25

コウ

3
レウスの成長に繋がる出会い。新キャラ達の登場も良いですが、姿を消した女もこれからのストーリーに期待を持てるので良いですね。旅を続けるだけでなく軸となるストーリーが何かしら欲しいですから。2018/10/12

おやぶん

0
今作ではレウスの成長がフィーチャーされています。 誓いと自分の思いをどう折り合いをつけるのか。 恋愛という気持ちに気づくのか。 成長を見守るのは楽しいですな。2023/10/10

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