ハヤカワ文庫JA<br> 星界の断章 I

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ハヤカワ文庫JA
星界の断章 I

  • 著者名:森岡浩之【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 早川書房(2018/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150308025

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内容説明

アーヴの起源を語る「創世」をはじめ、平面宇宙航法開発に絡むエピソード「蒐集」、スポール幼少時の伝説「君臨」、ラフィール生誕にまつわる秘話「誕生」、ジントの人生を大きく変える原因となった「接触」など、本篇では詳しく語られることのなかった星の眷族たちの逸話を収録。書き下ろし「原罪」を含む全12篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

74
11編の短編から編まれている作品。自分的に面白かったのは『君臨』。あのペネージュ大公爵の若かりし頃?いや、アーヴには年齢という概念が希薄なので幼き頃とすべきか、を描いた物語。如何にして、あの捻くれた…… ゴッホ・ゴッホ―― 失礼。あの得意な性格が形成されたのかを垣間見たところが興味深い。母親から受け継いだというか、スポール一族の家訓なのだ。『饗宴』も面白かった。ソビークと呼ばれるイベント。わざわざ紙で、しかも手書きという読み物が出展されるのだが、何故かアーヴたちは気恥ずかしさを感じるらしい。2016/03/07

こも 零細企業営業

26
短編集。色々な話が混ざりに混じった短編集。最後の母星を攻撃した話は何とも呆気ない、、、2020/10/07

クナコ

19
再読3回目。星界シリーズ短編集。「断章」ではアーヴ種族の語られざる歴史や登場キャラクターの過去などが綴られている。本書は文庫としては珍しい構成で、収録されている12話のうち7編が明朝体、残り5編がゴシック体で表記され、交互に紹介されている。前者は本編を踏まえ味わい深く楽しめる話が多い。だが後者はファンサービス的あるいは二次創作的な印象。文末に著者直々に原作では存在しない、などと注意書きをするほどのものもある。初出を見るに関連商品等の販促のために書かされたのだろう。ただし7編だけでも十分読む価値はある。2019/05/22

ハル

19
なんかよくわからない作品でした…星界シリーズ初の短編集で12編がまとめられているのですが、それぞれのレベル差というか雰囲気がえらく違う(-∀-;) 真面目な作品と、妙に同人誌くさい作品(コミケや2ちゃんねるを題材にしてる…)が混ざっていることに違和感バリバリでした。 でも巻末の「初出」を見て納得。ホントに同人誌に寄稿した短編だったなんて…(゜ロ゜; せめて真面目な話と同人的な話の順番をごちゃ混ぜにせず、解説とか付けて欲しかったなぁ。真面目な話の質は高かっただけに少し残念でした。2014/08/31

不羈

18
最新刊(Ⅴ)の後書きにつられて、寄り道がてら何度目かの再読。創生と原罪は必読!2013/03/31

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