内容説明
リィを嫡子ナジェックの妻とする！ 勝利の女神を辱め、デルフィニアの戦意をそがんとするゾラタスの卑劣な策に、三騎はタンガへの途をひた走る。王位を捨て一騎士に戻ったウォル、異世界の相棒ルウ、己の意志で行動するシェラ──昏々と眠り続けるリィだったが……。難攻不落のボナリス城に轟音が響くとき、最後の奇跡が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
74
恐ろしいまでのﾘｲとﾙｩの力！((((；゜Д゜)))ちょっと鳥肌ものです。このﾗｰ一族が何たるものか、といった事は、このｼﾘｰｽﾞでは明らかにされないのでしょうかね、あと1冊ですし。そうです、愛するｳｫﾙ様とも、あと1冊でお別れか、と思うと寂しき事この上ありませぬﾟ｡(p>∧2015/06/02
☆よいこ
60
デルフィニア⑰最終巻は上下巻。絶体絶命の王妃リィのため、王位を投げ捨て救出にむかうウォル。異世界からリィを探し求めてきたルウと、ファロットの呪縛を断ち切ったシェラを伴いボナリス城へ到着する。ルウの危機で、目覚めたリィは城を破壊する。向かってくるタンガ国王ゾラタスを討つため、少数精鋭で罠をはる。▽リィとルウのチートで勝つだろうは予想つくけど、チートの使い道が斜め上で面白かった。▽急展開で下巻に続く、あとがきは無し。2022/02/19
エンブレムＴ
52
異世界設定が痛快に大暴走！絶体絶命な状態から、敵やら城やら（笑）を千切っては投げ千切っては投げで浮上していく展開に「戦記・・・これは戦記なのか？」とツッコミつつも楽しく読みましたｗこの巻では、ようやくリィとルウの関係に納得できスッキリ！ルウの色仕掛けについての「イヴンが同じことをすると言ったらどうする？」からの爆笑シーンで、ウォルと一緒に納得です。お気に入りキャラは、本人は非常識な存在でありながら実は常識人の『シェラ』です～♪最後の一冊で変わるかな？読み終わっちゃうと思うと、なんかちょっと寂しいです。2010/12/10
昼夜
42
敵も味方も役者が勢揃いでクライマックスに一直線。2011/02/27
きむこ
32
再読。ルウとの再会(ღ′◡‵)2017/08/06
