内容説明
徒党を組んで反旗を翻したグラハム卿ら西部領主との決戦に、国王ウォルの軍は大敗を喫した。頼みのラモナ騎士団は壊滅し、ウォルは囚われの身に……。さらにパラスト・タンガの2国はこの機に乗じて同盟を結び、虎視眈々とタウ山脈の金銀鉱を狙う。内憂外患のデルフィニアの危地に、姿を消した王妃リィの真意は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
73
このシリーズを読み始めて、一番のドキドキに心拍数が上昇しております(◎-◎;)今回ウォルとデルフィニアが陥った危機に、ではありません。もちろん、えらいこっちゃ!とは思いましたが、きっとあの戦女神が来てくれる!と信じておりましたから。し、しかしその女神が国王に襲いかかるのか!?リィの怒りは半端じゃありませんよ!((((;゜Д゜)))リィ、どうか勘弁してやって下され!続きは只今、最寄りの図書館に回送中!2014/07/15
☆よいこ
59
デルフィニア⑩敵国パラストの捕虜となった国王ウォルは地下牢で金鉱脈の在処を吐けと拷問される。王妃リィは単身救出に向かうが行方知れず。デルフィニアは宰相ブルクスがなんとか和睦できないかと策を巡らす。ラモナ騎士団長ナシアスは逆賊の捕虜になりシェラと共に敵中に潜む。謀略の中ウォルは生き延び、しかし闘技場で獅子に食い殺されるという処刑が執行された。リィは間に合うのか▽毎回危機に陥る王を、颯爽と救いに来るリィがカッコイイのだけれど、今回は少しハラハラさせられた。シェラは萌え要員。▽あとがきは夏の夜、未保存凍結の恐怖2022/02/05
エンブレムT
54
ページをめくるほどに緊迫度が増していく、息をもつかせぬ怒涛の展開。薄汚い陰謀に巻き込まれ敵国に捕らえられたウォル。身動きのとれないデルフィニア軍。リィを惑わす悪意。追い詰められ、その本質をあらわす人々。ナシアスの胆の据わり方、半端じゃないです!そしてリィの怖さも半端じゃないです!!絶体絶命時に見せた、ウォルとリィの同盟者としての深い絆には感銘を受けました。・・・だからこそ・・・・・・・・この巻のラストは怖すぎる・・・(笑)2010/11/24
きむこ
41
再読。ウォルの拷問は何度読んでも辛い。りぃを案じたウォルの覚悟がかっこいいなぁ♡2017/07/23
昼夜
41
徹夜で読むにはもったいないので寝オチで正解でした(笑)。怒涛の展開の中でリィはまだかまだかと待ち続けてもう限界ってときに「リィ、キター!!」と大声で叫びそうになりました。自制心が働いてよかったです。これも画像がないのか。もったいない。2010/12/26
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