内容説明
行方不明の探査宇宙船の捜索にジャスミンがクインビーで飛び出した。ところが、そのクインビーが暴走! 誰もが打つ手なしと思われた絶望的状況に、ケリーはひとり不敵に笑う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
82
手に汗握るスベース・オペラ!でもこのシリーズの本流はラブロマンスなのだ、とわかった。産む!とか産むのか?とか一問一答できっぱりしつつ、噛み合ってなくて妙に可笑しい、夫婦の珍問答。要はケリーが聞きたかったのは、あの一言だったのね。自分でも自覚せずにすねて、可愛らしい。「おまえの子を産むと決めていたんだ」究極の告白やね。ただ、どうにも表紙が…ジャスミン様のお顔が凛々しすぎて、女性に見えなさすぎですし、ケリーさんはスーツを気崩しすぎです(笑)2015/07/10
エンブレムT
52
チカラ技でねじ伏せてくるような魅力ですねー。スピード感があってスリル溢れる展開。キャラ達とその楽しい会話も、読み進めるほどにドンドン好きになってきています。でも、今回主軸になるジャスミンの行動は、ヒーロー(笑)としては納得できても、個人的な共感とは程遠い状態となりました。妊婦として危険な状態になったことのある人や、自分自身を責めたことのある私のような人にとっては、物語として割り切れないモノが残るような気がします。いっそ、ジャスミンがもっとファンタジー設定を背負ってくれていたら・・・とか思っちゃいましたw2010/12/28
文庫フリーク@灯れ松明の火
49
再読 やはり怪物・赤黒ゴジラ夫妻。言葉の応酬がどストライクなツボ。超絶技巧を誉めるのに〔変態〕は有りなのか(笑)どちらが、より超絶技巧――〔変態〕なのか、ずれまくりの罵りあいはやはり似た者同士。ジンジャー初登場。ありゃ、28歳だったのね(爆)初代クインビーに黙祷。2010/12/04
文庫フリーク@灯れ松明の火
46
とある理由でビビりつつ再読。やっと茅田さんエンジンかかった感じ。1巻はまだこなれてない気が。こうして再読すると、申し訳ないけどきがわ琳さんのイラストに凄い違和感。自分のイメージと重ならない。のちのキャラクター造形知ってる人には、苦笑まじり・唐突なジンジャー登場。以下印象的なセリフの羅列。『女王。仮にも結婚しようってからには、昔の女の始末くらいつけとくもんだぜ』 『あの女と喧嘩したら、必ず悶絶して医務室送りになると、そういうことなのか?』 『二日以内に一人で立てた奴は一人もおらんよ』→コメントへ2010/08/20
きむこ
45
再読。あ〜このシリーズも読み始めたら止まらない(^_^;)ジャスミンの男前ぶりに惚れてしまう。二人の会話の噛み合わなさがまた絶妙でツボ。ちょっとずつ夫婦っぽくなってきてる。さて次に行こう!★42015/12/09