内容説明
絶体絶命、希望なし。気鋭の作家が放つ迫真のパニック・サスペンス!
島根県出雲市は、ある一瞬を境に瓦礫の山となった。TVに映し出される光景に誰もが息を呑むが、原因は不明のまま。局地的な天災か、北朝鮮のミサイルか、テロか!? 先遺隊として送り込まれた陸上自衛官の新野は、風変わりな子どもアキラと技術者の天音に出会う。彼女が勤務する巨大な研究施設で起きた“予測不能な事態”を知った新野は震撼する――。街が封鎖され通信手段がない中、唯一つながったTwitterには、最新のニュースや、救出を待つ人がいそうな場所などさまざまな情報が寄せられる。見知らぬ人々の祈りのもと、生存者たちは立ち上がるが……。
すべてを呑みこみ、破壊する。圧倒的な絶望を前に、人間が立ち向かう術はあるのか?
※本書は2017年6月1日に配信を開始した単行本「災神」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
侑奈
26
合わない(/Д`;読む手がまったく進まない。もう5日は読んでるけどまだ半分。笑。一旦別の読みます〜2020/01/09
あっちゃん
25
怪獣パニックもの!被害は甚大だが国家的には何も動きが少ない地味な展開(笑)主人公がダメダメな私には共感出来る!現地の人達が頑張る大好物( ̄ー ̄)2024/09/01
bluemint
16
一晩で一気読み。今、冷静に思えばパニック災害ものの定石通りのストーリーだが、読んでいる最中はまさしくページを繰る手が止まらなかった。著者も最後に書いてある通り、自然災害のメタファーなのだが、近頃続く大地震・津波・山崩れ・川の氾濫・台風・それに原発爆発による放射能撒き散らしなどを経験すると、ここに描写されているような交通手段と情報の途絶が現実味を帯びてくる。ただ、街が壊滅なら携帯電話のアンテナも破壊され、接続できないのではないか?びたん、びたんという音が背後から聞こえる!2018/07/21
まぁにぃ
16
初めて作者さん。 パニック系のB級映画を彷彿させるような展開で、ちょっととっ散らかっている感がある。 しかし、楽しめましたよ。 出雲という舞台でなので、もっと神様ながれで来ると思った。 軽くて、漫画的(笑) 2017/11/12
おのちん
11
★★★☆☆:うーんまぁまぁかな🤔序盤が凄く良くて期待し過ぎたのが原因でした。2021/12/19