内容説明
習近平が最高指導者の地位に就いてから7年。以前の中国とは大きく変わった。国際情勢においては南シナ海裁判での中国の敗訴は記憶に新しい。その後も横暴・横柄な態度をとり、さらにその矛先をアメリカに向け一触即発の状態になっている。こと国内に目を向ければ、高官の愛人問題で民衆は我慢の限界に達している。外にも内にも敵を作り続ける習近平体制であるが、頼みに綱の経済産業もついに限界を迎え、いつ崩壊してもおかしくはない状況が続いている。こうした「今現在」の等身大の中国を石平氏が解体・解説していく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうた
2
共産党の中に、習近平派の太子党(王岐山、栗戦書)共青団(胡錦濤、李克強)上海閥(江沢民)の主な派閥があることは知らなかった。 習近平と李克強の仲は、李克強が汗だくになりながら、読み上げる文章を間違え習近平が憮然とした表情で眺めていたシーンが記憶にあるが、総書記と首相という関係ながら、あまり良い関係ではないようだ。 興味深かったのは、2015年経済成長率は実質0%、GDPに占める個人消費率が中国は35%日本は60%、米国は70%で内需不足という実態、毛沢東時代は反日運動がほぼなかったこと等。2019/01/01
yam6
0
中国を売って日本に帰化した石平氏、TVやラジオでの発言も過激であり、本書の内容も習近平中国をこき下ろしている。まあ、本書に書かれているほど簡単に中国は崩壊しないと思うけどね。共産党指導部チャイナセブンの勢力図については、その派閥の成り立ちや力学の変化が分かりやすかったのは評価できる。2016/11/27
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