内容説明
フィリピンから出稼ぎで来日した娼婦・マリア。彼女を愛した榎本は実業家・木村秀夫に脱税の手助けをさせられていた。木村はかつて自らの犯した父殺しの罪に怯えながらも成功した在日韓国人だった。豊かな暮らしに執念を燃やす二人に残酷な運命が襲いかかろうとしていた……。異邦人を受け入れない日本を描く「断層海流」の続編、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカシ
5
フィリピンからの出稼ぎマリアは殺人を犯しヤクザから逃げて…。マリアの話と木村の話が交互に展開されるけどマリアの話に引き込まれますね。下巻も期待。2018/12/13
mun54
3
以前「断層海流」を読んでいたので、物語にすんなり入れました。 読みやすくて面白い。2012/03/04
aj
1
「断層海流」の続編。壮大な話である。引き込まれた。2008/08/23
Keiko Fuse
0
http://blogs.yahoo.co.jp/k_compagnia/27019953.html2007/01/11