内容説明
論理回路は基本の「き」!電子・情報系では必須といわれる論理回路をわかりやすく解説。1章には高校からの橋渡し的な内容を入れ、つまずかないように工夫。また、「論理」がどのように論理回路につながるかも解説する。後半では、現場で使われているHDLも解説し、初歩的な論理回路が組めるようにする。章末に演習問題を多数用意し、A基本問題、B応用問題、C発展問題に分け、ABには詳しい解答をつける。また、側注を設けて、確認する内容やアドバンスな事柄を解説する。論理回路を初めて学ぶ読者には、まさに最良の入門書である。
目次
1.数の体系と2進数
2.論理代数の定理1―基本定理と双対性の原理―
3.論理代数の定理2―ド・モルガンの定理とシャノンの展開定―
4.論理関数の表現1―式,表,図,グラフを用いた論理表現―
5.論理関数の表現2―ゲートを用いた論理表現―
6.組合せ回路の最適化設計1―2段論理最小化―
7.組合せ回路の最適化設計2―クワイン・マクラスキ法―
8.組合せ回路の最適化設計3―多段論理最適化―
9.組合せ回路の実際1―代表的な組合せ回路―
10.組合せ回路の実際2―算術演算回路―
11.順序回路の基礎1―状態遷移と順序回路―
12.順序回路の基礎2―フリップフロップ―
13.順序回路の設計1―順序回路の実例―
14.順序回路の設計2―ハードウェア記述言語と論理合成―
15.順序回路の設計3―デザインパターン―