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内容説明
「幼年クラブ」「たのしい四年生」「たのしい五年生」「たのしい六年生」と続いた「わが名はXくん」完結編。マスクを被ってスーパーマンとなった少年・Xくんが悪者相手に大暴れ! 第3巻には、1965年~66年に「毎日小学生新聞」へ連載された「マスクのXくん」も同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
1
とうとう六年生になり、物語も終了。この作品は悪人と戦うヒーローというよりも、超人の力を授かった小学生のちょっとした冒険の日々を描くという素朴なストーリー展開だった。途中で大富豪の子息と入れ替わる「王子と乞食」ネタも取り込み、色々世界観を膨らませようと模索した気配もあるが、結局基本パターンに戻っている。後半、「わが名は」終了数年後に新聞連載されたリメイク版「マスクのXくん」も収録されている。こちらは絵柄が「オバQ」になっていて、テンポも速い。僅か数年だが、少年漫画が変化しているのが伺える。2018/09/11