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内容説明
原稿の紛失などから発売が見送られていた、藤子不二雄?の傑作を初単行本化。「幼年クラブ」「たのしい四年生」「たのしい五年生」「たのしい六年生」連載の全エピソードを全３巻に収録しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
1
クラスの宿敵ガキ大将とも和解し、大阪からの転校生も仲間に加わり、キャラが充実してきた。敵との戦いよりも、友達との関係の方にストーリーの力点があるような印象。後の少年ヒーロー「パーマン」のように対する犯罪のスケールが大きくなったりはせず、あくまで小学生の日常から余り逸脱しない世界観なのは、読者のニーズもあったのかもしれない。「赤いマスクを被った、謎の少年」が時々社会に注目されても、少年達の日常が変わらない大らかさも昭和30年代の時代性なのか。2018/08/29
