内容説明
魔動機文明時代の鉄道網が今なお残るドーデン地方。極貧魔法剣士のアシュトンは、個性的な仲間達と移動式冒険者ギルド・魔動列車に乗り込み大冒険を繰り広げることに。新種族や新システムも用い、物語が加速する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
7
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。ジュジュが可愛くセオドラが美人で大変宜しかった。 物語は列車のあるファンタジー世界での冒険話。サイコロの出目で行動してるらしいファルドさんが格好良くて面白かった。 レベル2や3はこの世界ではどの程度の実力なんだろうか。2018/09/16
水無月冬弥
6
#TRPG 列車で移動するギルドという、2.5の設定をうまくいかしたギミックのリプレイ。GMの手腕はいつもの如く見事、そしてご飯がおいしそうだ。ただプレイヤーのやりたい放題がちょっとねえ。それだけGMが信頼されているということなのだけど2018/11/04
barcarola
5
シナリオとは直接的な関係は無いが、第一話に登場する列車の編成が一等車、食堂車、二等車、三等車の順になっているあたり、こんな細かい所は流石である。2018/10/14
sayaendoutype
3
ベーテ・有理・黒崎氏によるソードワールド2.5のリプレイ。ロマン溢れる鉄道での冒険に心踊らされ、かなり慣れているプレイヤーたちによる面白行動は必見です。 また、この1巻時点ではPLの一人が本来取得していない特技をルールミスによりつかってしまっています。(TRPGではよくあること) そのことに二巻の冒頭に触れ、そんな場合の裁定についてGMとPLで協議しているシーンがありますが、そういったところまでリプレイに載せているのはかなり参考になります。 2019/02/21
akiu
2
タイトルどおりのリプレイ。いいギミックですね。ベーテさんのリプレイは初めて読みましたが、とにかくマスタリングのうまさが光ります。料理に対する細部にこだわった描写もいい感じ。当事者性を活かした異文化理解に関する着眼点の鋭さである。一方、プレイヤー側のノリが悪ノリに近いようにも感じられ、鼻白むこともしばしば。雑談が話の腰を折りまくっている印象も(話が進まない…)。それもまた TRPG の魅力だし、マスターとプレイヤーとの信頼感があればこそだとは思うけども、全体のテンポには慣れるまで時間がかかりそうです。2019/03/10