介護再編 介護離職激動の危機をどう乗り越えるか

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介護再編 介護離職激動の危機をどう乗り越えるか

  • ISBN:9784799323571

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内容説明

近い将来、介護職が絶滅する? 
介護職に就く人は年間22万人、しかし辞める人も20万人!
超高齢化と介護保険誕生という歴史に翻弄されてきた介護業界と介護の担い手たち。
どうすれば、介護職がやりがいを持ち、多くの人を惹きつける業界となれるのか?
語られてこなかった介護業界の課題と悩みとは、そして未来への処方箋とは?
政府で介護人材確保に奔走してきた元厚生労働省官僚と、
介護職から介護事業経営者へと上り詰めた気鋭の経営者が、
介護へのエールを込めて、真摯かつ大胆に語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

35
政策と経営、双方のプロが介護業界のポテンシャルまだまだ高しと説く。構成がユニークで、読んでいる途中でポッと「私○○」と名前が出てくる。それまで共著者のどちらが書いているのか分からない。しかも一つの章の中で論者が入れ替わる。2019/04/01

ハイちん

12
【結局、介護業界は人手不足ということ】2024年問題。2024年になると団塊の世代が75歳の後期高齢期に入る。それに伴い介護の需要が爆発的に増加するという問題である。ただそれに応えようにも介護人材の数は圧倒的に少ない。少子高齢化で労働人口が減少しており、多くの業界も人手不足に陥っている。もともと人気がない介護の仕事が人手を確保するには、どうしたら良いのかということが書かれている。給料が低く誰にでもできてキツい仕事という介護にイメージをアップさせるために、処遇の改善と専門性の獲得、最新技術の導入を求めている2021/01/13

ステビア

9
少しとりとめのない印象。勉強になる箇所もあったが。2019/06/12

Kazuo Tojo

7
「介護」これから、自分の母親がかかわり、その後、自分も直面するだろう。そういう、現実が待っているのに、知識が全くないのでこの本を手にした。読み終えはしたがまだまだ足りないという感じ。ある面、まず一歩踏み出した。2018/09/22

ゆきまさくん

4
介護職の不足が巷間言われているが、この不足が進めば介護難民や介護離職が増えていく。このことがどういった社会を招くのか。介護という仕事を難しくしている一つは、経営や仕事を頑張っても収入が上がらないこと。つまり介護施設で経営や仕事の効率化を成し遂げ、営業利益が上がると改定時に介護報酬が下がってしまう。あるいは要介護度が改善されて下がると介護報酬も下がってしまう。なぜなら要介護度が重い人をケアするほど介護報酬が高く設定されるからだ。確かにおかしなシステムだから改善は必要だ。主張はもっともだが、読みにくかった。2020/05/22

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