内容説明
追放の13年を乗り切ったパーンドゥ5人兄弟は早速ドゥルヨーダナに使者を送り、領土の返還を求めるが、拒絶された。こうなっては、解決の方法はクル軍との戦い以外に選択肢はない。両陣営は急いで周辺の国々に働きかけ、味方を増やそうとする。ヤーダヴァ族のクリシュナ自身はアルジュナの御者となり、クリシュナの軍勢はクル軍に味方することになった。両軍はクルクシェートラで対峙した。クル軍は11師団(約120万人)、パーンドゥ軍は7師団(約76万人)という大軍勢同士の戦いだった。クリシュナは戦意を失いつつあったアルジュナに「バガヴァッド・ギーター」を説き、戦う勇気を与えた。いよいよ大戦は始まり、死闘につぐ死闘が続く。